症例から学ぶ統合失調症の認知行動療法

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535982383
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3011

内容説明

症例報告を通し、統合失調症の認知行動療法(CBT)の進め方が具体的にわかる待望の“続編”。統合失調症に関心のあるすべての人に必携の書。

目次

統合失調症の認知行動療法の概要
第1部 症例報告(“海軍元帥閣下”;確かな世界から不確かな世界―治療者がたどる旅;「声」のマネージメント;リハビリテーションサービスでの症例経験;猫屋敷の「スパイ鼠」の正体は? ほか)
第2部 訓練、スーパービジョン、普及(統合失調症のCBTのトレーニング;モデルのモデリング学習―心理社会的モデルを、モデリングを通して学習する訓練法;スーパービジョン;精神病の認知行動療法の普及をいかに進めるか)

著者等紹介

キングドン,デイヴィッド[キングドン,デイヴィッド][Kingdon,David]
英国サウサンプトン大学精神科教授、医学博士、英国王立精神医学会会員。1984~91年、94年~96年ノッティンガムシャーで精神医療に携わる。1991~94年保健省の上級医官として精神保健政策の策定にあたる。ひきつづき99年まで成人の精神保健政策に関するアドバイザーを務める。1996~98年ノッティンガム精神保健サービス医務局長。現在は、フランス・ストラスブールにある欧州評議会の「人権と精神医学」専門家委員会委員長も務める。専門は、認知療法、地域精神保健サービスおよび成人の精神保健政策

ターキングトン,ダグラス[ターキングトン,ダグラス][Turkington,Douglas]
英国ニューカッスル大学精神科上級講師(リエゾン精神医学)、英国王立精神医学会会員。グラスゴー大学医学部卒後、一般家庭医(GP)としての訓練を積んだあと、1984年に精神科医となる。1991~98年ニューカッスルの聖ニコラス病院で統合失調症の治療と研究にあたる。現在、週の半分は大学病院で身体科患者のリエゾン精神医療に携わり、残りの半分は統合失調症の研究に費やしている。薬物療法に抵抗性のある統合失調症患者の症状改善、認知行動療法による統合失調症の病識改善の分野で、助成金を得たいくつかのプロジェクトを指揮している

原田誠一[ハラダセイイチ]
1957年東京で生まれる。1983年東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科、東京都立中部総合精神保健センター、東京都立墨東病院内科、神経研究所付属晴和病院、東京逓信病院精神科医長、三重大学精神科講師、国立精神・神経センター武蔵病院外来部長を経て、2006年7月より、原田メンタルクリニック・東京認知行動療法研究所を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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