出版社内容情報
帽子パズル、2通の封筒……一筋縄ではいかない傑作論理パズル・パラドックスの数々を、数学が鮮やかに解決します。
ハンス・ファン・ディトマーシュ[ハンス ファン ディトマーシュ]
フランス国立科学研究センター
バーテルド・クーイ[バーテルド クーイ]
フローニンゲン大学哲学科
川辺治之[カワベ ハルユキ]
日本ユニシス株式会社
内容説明
泥んこの子供たち(帽子パズル)、2通の封筒、予期できない処刑(抜き打ちテスト)のパラドックス、…一筋縄ではいかない傑作論理パズル・パラドックスの数々を、論理学が鮮やかに解決!
目次
連続する自然数
予期できない処刑
泥んこの子供たち
モンティ・ホール問題
ロシア式カード
足し合わせた数は誰の額に?
和と積
2通の封筒
100人の囚人と1個の電球
ゴシップの拡散
クルード
動的認識論理の概要
著者等紹介
ディトマーシュ,ハンス・ファン[ディトマーシュ,ハンスファン] [Ditmarsch,Hans van]
フランス国立科学研究センター上級研究員
クーイ,バーテルド[クーイ,バーテルド] [Kooi,Barteld]
フローニンゲン大学特任教授
川辺治之[カワベハルユキ]
1985年、東京大学理学部数学科卒業。現在、日本ユニシス株式会社上席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
12
こういうのが好きな人とそうでない人に分けられる。私はそうでない。別にどうでもいい。こういうことを考える人は考えればいいと思う。今日はなんだか寝すぎてつまらん感想だ。関心がない。2019/06/09
monado
3
論理的なエージェントが互いの情報を利用して推論した場合にどうなるか?という形式の数理パズルを多数集力。原典から発展まで出典をちゃんと調べてあるのが他の類書にはない美点である。 最終章は様相論理による説明なので、大変難しく、本書を読んだだけではさっぱりであった。2018/05/07
Tetsuya Fujikura
2
数的論理を基礎としたパズルの本。なかなか面白いものの、訳本ゆえの読みにくさと考える必要性のために、通勤中の電車で読むにはちと適してない感じ。 2018/01/31
木倉兵馬
1
む……難しかった……入門者向けではないのかも。ただ図の使い方など、数学者がどのように思考を展開していくのかを知るカギになると思います。しかし今考えても問いに対する答え方がどういうふうにすればいいのかわからん……。2021/10/26
akanishi
1
冒頭の、自然数は0から、で引っかかりつつも、全体としててごたえ、歯ごたえのある内容2017/01/08