内容説明
子どもの権利条約の10年―日本の社会にどんな効果をもたらしたのか。21世紀を豊かな子どもの世紀にするため、各地でさまざまな取組みがおこなわれている。いま日本でこの条約を実りのあるものにするために、第一線で活躍する各界の研究者・実務家が条約の解釈や運用のあり方、現場における条約の活かし方などについて、わかりやすく適切に解説する必携書である。
目次
1 子どもの権利条約のいま(子どもの権利条約の意義と特徴;子どもの権利条約の国際的動向と日本 ほか)
2 逐条解説・子どもの権利条約(子どもの定義;差別の禁止 ほか)
3 子どもの権利条約のこれから(「新子どもの世紀」と子どもの権利条約;子どもの権利保障と条約が示す基本指針 ほか)
4 資料編(条約学習のための文献案内;子どもの権利委員会の総括所見:日本 ほか)
著者等紹介
荒牧重人[アラマキシゲト]
山梨学院大学教授
寺脇隆夫[テラワキタカオ]
長野大学教授
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