内容説明
本書は、国際金融の入門書として書かれた。中心部分は、『経済セミー』誌に1990年4月から1991年3月まで1年間にわたり「為替レートと国際金融の経済学」として連載されたが、教科書として出版するに当たり、大幅に加筆・修正した。経済学の基礎的知識をもつ方ならばだれでも理解できるように、できるだけ平易に書いた。
目次
開放経済の対外経済取引
外国為替市場と為替レート
為替政策と金融政策の独立性
為替制度のあらまし
外国為替市場の長期的均衡
外国為替市場の短期的均衡
為替レート期待と外為市場の効率性
外為市場介入とポートフォリオ・バランス
為替レートと国際収支の調整
為替レートとマクロ経済
国際資本移動と国際資本市場国際収支危機
新しい国際通貨制度の枠組み
著者等紹介
高木信二[タカギシンジ]
大阪大学大学院経済学研究科教授。1953年生まれ。1976年、米国スワースモア大学卒業。1983年、米国ロチェスター大学よりPh.D.取得後、国際通貨基金(IMF)に勤務、1990年より大阪大学助教授、1995年より現職。2000‐01年、米国エール大学客員教授、2002‐06年、IMF独立評価室審議役をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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