内容説明
経済・金融の実態を熟知した気鋭の経済学者が、マクロ政策の幻想・誤解の呪縛を解き、事業転換の促進を提言する。
目次
第1部 マクロ経済政策に関する四つの幻想(インフレ率ターゲットを掲げればデフレ脱却可能;日本銀行はマネーをばら撒くことができる;拡張財政・景気回復なくして財政再建なし ほか)
第2部 金融・産業再生に関する四つの誤解(不良債権処理促進のために銀行に資本注入すべき;銀行の貸し渋りを防止すべき;債務削減が産業再生の特効薬 ほか)
第3部 日本経済再生のための三つの提言(損失を明らかにし堂々と国民に負担を求めよ;政府のカネ、知恵を使って事業転換促進を;消費税を増税してセーフティーネット強化を ほか)
著者等紹介
益田安良[マスダヤスヨシ]
1958年東京生まれ。1981年京都大学経済学部卒業後、富士銀行に入行。調査部などに勤務。1988年富士総合研究所に転じ、ロンドン事務所長、主任研究員、主席研究員などを歴任。2002年より東洋大学経済学部教授。現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 日本数学教育史