郵政研究所研究叢書
金融危機と経済主体

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535552760
  • NDC分類 338.21
  • Cコード C3033

内容説明

泥濘のような経済不振、金融危機が続いている。何が問題であり、なぜ解決できないのか。われわれは家計、企業、政府、銀行の行動により立ち入って分析を加えることで、その行動選択が何によっているのかを明確にし、日本の金融が抱える課題解明の一端に迫る。

目次

1 家計の資産選択(勤労者家計の通貨需要の実証分析;年功序列賃金制度と株式需要)
2 企業金融(1990年代における上場企業の増資行動;1990年代における上場企業の負債比率について;日本企業の配当政策;銀行の中小企業向け貸出供給と担保、信用保証、不良債権)
3 銀行と政府(銀行破綻の要因と処理政策の遅延;われわれは金融機関をどのように選別すればよいか;銀行は特別な存在か?)

著者等紹介

松浦克己[マツウラカツミ]
1951年福岡県生まれ。1975年九州大学法学部卒業、郵政省(当時)入省。大阪大学経済学部助教授、長崎大学経済学部教授を経て、横浜市立大学商学部教授。郵政研究所特別研究官。経済学博士

竹沢康子[タケザワヤスコ]
1956年福島県生まれ。1979年東北大学経済学部卒業、学術修士(埼玉大学大学院政策科学研究科)。郵政研究所主任研究官、神戸大学経済学部助教授を経て、東洋大学経済学部助教授、郵政研究所客員研究官

戸井佳奈子[トイカナコ]
1961年広島県生まれ、1994年ウエスタン・ミシガン大学経営学部卒。国際公共政策修士(大阪大学大学院国際公共政策研究科)。安田女子短期大学講師、郵政研究所客員研究官
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