出版社内容情報
近年の日本で頻発するヘイトクライムの被害実態を踏まえ、対応する諸外国の法制度と議論を紹介し、日本での特別立法を検討する書。
目次
第1部 日本におけるヘイトクライムの過去と現在(日本のヘイトクライムの歴史性からみた現代レイシズム克服のための課題;ヘストスピーチからヘイトクライムへ;ウトロ放火にみるヘイトクライムの害悪)
第2部 各国のヘイトクライム法およびそれをめぐる議論(アメリカ;イギリス;ドイツ;英米独の比較と日本法の課題)
第3部 ヘイトクライムと日本法(憲法上の諸論点;刑法上の論点1 差別犯の違法性;刑法上の論点2 ヘイトクライムの規制手段としての量刑;刑訴法上の諸論点 動機立証のための捜査と裁判)
第4部 ヘイトクライム法の難問(ヘイトクライムと修復的正義―司法と教育からの取り組みに向けて;英国の保護属性拡張に関する議論;アメリカにおける「ヘイトクライムをめぐる政治」)
著者等紹介
櫻庭総[サクラバオサム]
山口大学教授
奈須祐治[ナスユウジ]
西南学院大学教授
檜垣伸次[ヒガキシンジ]
同志社大学教授
金尚均[キムサンギュン]
龍谷大学教授
板垣竜太[イタガキリュウタ]
同志社大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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