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内容説明
契約書の作成やトラブル処理を、法務部任せにしていませんか? ビジネススキルの新定番、「法務力」。法令順守、企業の社会的責任、法化社会……。企業が法的リスクに足をすくわれるケースが増えています。足元を固め、攻めのビジネスに転じるには、第一線のビジネスマン自身が法務力を身につけることが大切です。外資系金融機関の社内弁護士が指南する、法律知識ゼロから始める10問の演習で、法務部と弁護士を上手に使いこなせるようになりましょう!
目次
第1章 「法務力」の鍛え方(早朝の飲酒検査―犯罪や事件に巻き込まれるリスク;安全なチラシ―規制に違反してしまうリスク)
第2章 初級編 リスク「センサー」能力の鍛錬(ダイレクトメールを出す―個人情報漏洩のリスク;システムを開発する―システム契約、間接雇用と過労死のリスク ほか)
第3章 中級編 リスク「コントロール」能力の鍛錬(ダイレクトメールを出す―契約書の基本と社内調整のコツ;システムを開発する―IT特有の管理手法のツボ ほか)
第4章 法律知識、契約書、訴訟、コンプライアンス(「法務力」と「骨太な」法律知識;「法務力」と契約書 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリピー大尉
8
新聞報道をよく読み、事件の背後にある法律やリスク管理をイメージすると、法務力のアップに繋がるとのこと。このような視点で新聞読んでいなかったな。2015/02/11
tetuneco
2
なんか違うと思ったら、ビジネスマンじゃないや、私。2009/03/25
Naota_t
1
★3.2 法務力。聞かない言葉だが、法務に関する意識の高さ、ということか。仕事で生じる法務的なリスクについて、センサー、コントロールの2つの側面から対処する。その中でも、「記者会見テスト」「怒るのは誰か」「やれることはやったか」など、わかりやすい言葉で書かれているので理解が進む。難しい法律知識は専門家に任せて、まずはそこに至る、至らないための意識を高めよう、というのが趣旨である。仕事(だけに限定しないが)には様々なリスクがたくさん潜んでいる。一歩先を考える力が重要である。2017/05/12
kyomi
0
ビジネスマンのための法務力を、リスク「センサー」能力とリスク「コントロール」能力と定義して、自分で判断できることと弁護士などの専門家に助けを借りることなどを適切に使い分けるように説く。簡単な事例で多面的な見方や対応の仕方を紹介。「記者会見テスト」が新鮮。22016/10/15
148cm
0
恥ずかしながら、現職に就くまで法務なんてマジメに考えたことなかったんですけど(^_^;) おかげさまで読書の幅が広がりました。 事例に沿って解説されているので、初心者にも理解しやすかったです。2015/09/17