出版社内容情報
離婚後の子に対する「共同親権/監護」の導入は真に子の利益になるのか?その問題点を明らかにし、法改正の是非を論じる。
内容説明
共同親権はあぶない!?導入した諸外国の様々な経験に学ぶ。
目次
第1章 共同親権は何を引き起こすのか?―映画『ジュリアン』を手掛かりにして
第2章 離婚後共同親権と憲法―子どもの権利の観点から
第3章 「離婚後共同親権」を導入する立法事実があるか
第4章 離婚後共同親権は子どもの利益とならない
第5章 共同身上監護―父母の公平を目指す監護法は子の福祉を守るか
第6章 「共同」監護(親責任「分担」)を採用している国の経験
第7章 「離婚後共同親権」選択法制の是非
第8章 民法と調停・審判等の双方からみた離婚後共同親権立法化の危険性
第9章 監護法の目標と改正検討の要点