角川ソフィア文庫<br> オノマトペ 擬音語・擬態語の世界

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角川ソフィア文庫
オノマトペ 擬音語・擬態語の世界

  • 著者名:小野正弘【著者】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • KADOKAWA(2019/12発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044005474

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内容説明

「ゴーン」などの擬音語、ぴかぴかなどの擬態語を一括して言う「オノマトペ」。抽象的で単純で幼稚なものと思われていたオノマトペ、実は奥が深い。日本語の楽しみを何倍にもする本!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

62
日本語はオノマトペが豊富らしいが、いきなりオノマトペを創作してみることから始まるのには驚く。小説や古典文学、方言に現れる類例の考察は、解説書としてのスタンダードだが、「ゴルゴ13」に現れる、ライターを点火する「シュボッ」音の追求など、コミックを対象にした研究を、もっと進めてほしい。擬態語の場合、なぜそのような状態を表すのか、何らかの言語学的理由があるのだろうが、外国語と比較すれば世界共通とはいかないようだ。それもなぜなのかは、これからの研究課題かもしれない。2019/12/31

サンタマリア

53
オノマトペに関した雑学をたくさん知ることができた。特にオノマトペは古事記から使われておりイザナミやイザナギとある部分で同じ扱いを受けていたという話が面白かった。他にも外国のものとの違いなど興味を惹かれる箇所がかなりあった。第2弾待ってます!2021/04/03

kenitirokikuti

13
小学館『日本語オノマトペ辞典』(2007)の編者である著者が2009年に平凡社新書から刊行したオノマトペに関するエッセイを文庫化したもの。あとがきや終章に、書かなかったものとして、歌謡曲の歌詞にあるオノマトペを話題にしたもの、そして、ポルノ小説のようなアダルトな世界のオノマトペを真面目に取り上げること、が上がっている。マンガについてはゴルゴ13と坂本眞一『イノサン』を扱っている。後者は逆にオノマトペを極力避けており、第1巻の最初のオノマトペは100頁目▲マンガのオノマトペは、漫符と密に関係しているなぁ。2020/02/13

5〇5

11
~2019年M-1優勝・お笑いコンビ「ミルクボーイ」調で~                     「おかんが、好きな朝ごはんの名前を忘れてな。『カリカリ』してるやつや言うてんねん」「コーンフレークやないか」「ただな、『カシュカシュ』した食感もある言うんや」「ほな、コーンフレークと違うか」「牛乳かけると『ハリハリ』になるらしいんや」「コーンフレークやないかい」「でもな、『クシュクシュ』もあるらしい」「ほな、コーンフレークと違うやないかい」「おとんが言うにはな、フルーツグラノーラちゃうかって」「それや」2020/03/02

ぐんぴぃ

10
面白かった。オノマトペを知ることは日本語を学ぶこと。日本語の成り立ちから説明してて面白かった(古事記のオノマトペなど) いろんな法則が紹介されていた。ときどき読み返したい。2022/08/03

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