内容説明
安政三年の師走。江戸城大手門はじめ薩摩、土佐、水戸などの江戸藩邸の門扉に、「天誅を下す 影法師」との警告文が張り出された。単なる脅しでない証に筆頭老中の寝所に刺客が…。薩摩藩主・斉彬の血を引く青年剣士鏡進之介に、隠れ御庭番「忘れ草」の頭・西郷吉之助から密命が下った。北辰一刀流の豪剣が唸る。
著者等紹介
森詠[モリエイ]
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。東京外国語大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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