出版社内容情報
米国の政治過程の変容として近年注目される行政機関による規則制定の仕組みと実態を、温室効果ガスの排出規制を事例に解き明かす。
杉野綾子[スギノ アヤコ]
(財)日本エネルギー経済研究所研究員
目次
第1章 気候変動問題をめぐる政治状況
第2章 排出量取引制度
第3章 自動車排ガス規制―交渉を通じた規則制定
第4章 協働型規制の試みと限界
第5章 規制影響審査
第6章 オバマ政権における発電所排出規制の事例
結論
著者等紹介
杉野綾子[スギノアヤコ]
1976年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了(2001年)、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(2016年)、博士(法学)。現在、一般財団法人日本エネルギー経済研究所主任研究員。専攻は、アメリカ政治。2001年に日本エネルギー経済研究所入所後、アメリカのエネルギー政策・産業を中心に、アメリカ政治、政策決定過程やエネルギーに関わりの深い運輸・インフラ政策、税制、対外政策などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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