出版社内容情報
下級審との対比、あるいは時代状況を「コンテクスト」として捉え、憲法の基本判例を読み通す。法学セミナー連載待望の書籍化。
内容説明
憲法判例の「コンテクスト」を読み込めば、見えてくるのはリアルな知的世界だ。法学セミナー誌の人気連載、時を超えて待望の書籍化!
目次
1 「判例」を読む(下級審の裁判例を通して「判例」を読む;謝罪と反論;知る権利 ほか)
2 コンテクストを読む(京都府学連事件判決というパラダイム―警察による情報収集活動と法律の根拠;尊属殺重罰規定違憲判決のコンテクスト;司法消極主義と司法積極主義 ほか)
3 インタラクション(鳥籠の中の「言論」?―「公の施設」の閉鎖性/「道路」の開放性;「政府の言論」と「思想の自由市場」;対談)
著者等紹介
中林暁生[ナカバヤシアキオ]
東北大学大学院法学研究科教授
山本龍彦[ヤマモトタツヒコ]
慶應義塾大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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