医療裁判―理論と実務

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  • サイズ A5判/ページ数 501p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535518094
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C3032

内容説明

被害者・遺族が納得できる裁判はいかにあるべきか。300以上の事件を原告と共に歩みながら、訴訟実践に法理論の構築に、そして社会啓発に、医療裁判のフロンティアを切り開いてきた30年の軌跡。

目次

1 医療過誤訴訟の法理(治療機会の喪失による損害―期待権侵害論再考;期待権の展開と証明責任のあり方 ほか)
2 医療過誤訴訟における因果関係―講義とインタビュー・質疑応答(講義 因果関係を考える;インタビュー・質疑応答 因果関係の推定・立証をめぐって)
3 医療と裁判―判例解説(ふぐ中毒患者に対する全身管理;脳動静脈奇形(AVM)を有する患者に対する説明義務 ほか)
4 医療裁判を問う―対談集(どうする医療裁判;がん患者はなにを怒り、恨むのか ほか)
終わりに 変わりゆく医療裁判

著者等紹介

石川寛俊[イシカワヒロトシ]
1949年奈良県生まれ。弁護士。1973年京都大学法学部卒業。同年司法試験合格。現在、関西学院大学大学院司法研究科教授、(財)日本医療機能評価機構「産科医療補償制度」調整委員、(財)比較法研究センター「医療と法ネットワーク」運営委員、(NPO法人)日本医療経営機構理事。これまで300件以上の医療過誤事件(最高裁肝癌見落とし事件、最高裁急性脳症事件、大阪高裁インプラント事件など)や薬害訴訟(スモン、薬害HIV、MMR予防接種など)と関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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