出版社内容情報
人と比べて自信をなくす、落ち込む、卑屈になる……そんな心のザワザワがあっというまになくなる、仏教の智慧
目次
第１章 「比べる」と落ち込む。（心のザワザワ・モヤモヤは「比べる」から生まれる；私たちは生まれる前から比べられている ほか）
第２章 比べる自分から逃れる「気づく」習慣（「自分の本当の心」に気づくことで問題の８割は解決する；「気づくこと」が変わることへの第一歩 ほか）
第３章 比べる自分から逃れる「リセット」する習慣（「比べる心」を手放す；「葉っぱの瞑想」執着を流して、心をリセットする方法・その１ ほか）
第４章 「いい比べる」を増やして生きる（相手のジャッジを変えることはできない；情報をシャットアウトする期間も必要 ほか）
著者等紹介
玉置妙憂［タマオキミョウユウ］
看護師。僧侶。二児の母。東京都中野区生まれ。専修大学法学部を卒業後、法律事務所で働きはじめる。長男が重度のアレルギー症状を持っていたことをきっかけに、「息子専属の看護師になろう」と決意。国立病院機構東京病院の看護学校で学び、看護師として病院で働きはじめる。その後、カメラマンだった夫のがんが再発。最愛の夫を“自然死”で看取ることになるが、その死にざまの美しさから開眼。出家を宣言し、高野山真言宗にて修行を積み、僧侶となる。現在は現役の看護師として勤めるかたわら、非営利一般社団法人「大慈学苑」を設立（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ケニオミ
12
著者は自宅で夫を看取った後尼になった方で、前回手にした同じ著者の「まずはあなたのコップを満たしましょう」に共感して読むことにしました。自分の指針をしっかり持っていれば大丈夫でしょうが、僕のように周りと比較しがちな人は、自分が差をつけられたと感じると、落ちつけなくなりますね。金子みすゞの詩のように「みんなちがって、みんないい」という心境になれたらいいなあといつも感じています。2021/04/21
まゆまゆ
11
悩みごとに共通するのが比べること。比べるとは、人から与えられた価値観に従うことでもある。比べることで自分の人生を窮屈にせず、自分自身で心を満たすことでもっと生きやすくなる。自分の本心に気づいた時点で、問題の8割は解決している!2021/06/17
かずぼう
11
自分と他を比べ思い上がったり、うぬぼれたりすることを「漫」という、人間が持つ煩悩の一つ、ですって。比べるな～自分。出世とか子供の成績とか、比べなくなったら楽に生きられそうだな～。でも、面白くもないかな？自己満足で良いってこと？うーん、煩悩だらけだ。 2021/04/01
ぽんぽこ
4
葉っぱの瞑想、なかなか良さそうですね。やってみたいです。人は「なにをしても上手くいかない」と思い込みがちだけど、実は上手くいっていることを気にしていないだけ。人と比べてつらいなと思ったらその場から逃げる。「もう限界」と思ったら引きこもる。イライラしたら「私は今イライラしている」と客観視する。2023/10/05
taiyou gyousi
3
人生の苦しみは比べることにある。 そういえば、自分より周りのほうが幸せそうに見える時あるよなあ。そして、自分で自信をなくしていく。勝手に一人でバタバタしてるってこと。自分は自分、人は人って割り切ることができたら、楽に生きられると思います。2021/01/25
