ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093883702
  • NDC分類 588.54
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ニッポンビール、かく生まれり!

最近、クラフトビール(地ビール)バーが賑わい、一昨年から始まった「日本ビール検定」(一般社団法人・日本ビール文化研究会主催)には8000人以上が受験し、この春は、プレミアムビールのヒットを受けて新製品が相次いで登場するなど、ビールの人気が高まり、話題に事欠きません。
そこで、日本ビール検定の顧問でもあり、ビールを知り尽くした権威、端田晶さんが、愛好家に向けて日本におけるビール史を書き下ろしました。
江戸時代に日本に上陸していたビール、幕末から明治にかけて、激動の日本で国産ビールを造ろうと奮闘していた男たちの努力など、様々なエピソードとともに描かれます。飲み仲間とビールジョッキを傾ける際、話のネタになるような蘊蓄も満載。この夏、必読のビール本です。

【編集担当からのおすすめ情報】
日本ビール検定の顧問による書き下ろし。今年の試験問題の参考になりそう。ビール検定受験者は必読です!

端田 晶[ハシダ アキラ]
著・文・その他

内容説明

ビールで国を守る!?明治時代、麦酒国産化に賭けた熱き男たちのドラマ、明治天皇がお代わりしたビール、グラバーやモースもビール党、福澤諭吉はビールの目利きだった、森鴎外が描いたビヤホール、ビールから生まれた町名。「日本ビール検定」顧問が語り尽くす、目から鱗のエピソードが満載!

目次

第1章 ビールの夜明け前(最初のビールは接待でした;本邦ビール初醸造 ほか)
第2章 外国人居留地のビヤザケ(なぜビール醸造所は造られたか;四つの居留地ビール ほか)
第3章 ビールの本場、誕生す(五稜郭とビール;俺の給料下げてくれ ほか)
第4章 四大ブランド勢揃い(半田の起業家たち;商戦激しき博覧会 ほか)
第5章 おまけ(ビール瓶の不自然な数字;年表)

著者等紹介

端田晶[ハシダアキラ]
1955年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。サッポロビールでマーケティング、宣伝、広報・IRなどを担当。恵比寿麦酒記念館館長、CSR部長などを歴任。現在はサッポロビール文化広報顧問、ヱビスビール記念館館長。「日本ビール検定(びあけん)」を主宰する一般社団法人日本ビール文化研究会理事顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びすけっと

14
2014年6月刊。図書館出会い本。語り口調と最後にオチありで楽しみながら読めました。あ~飲みたくなった~。4大メーカーが出そろうまでの歴史が分かります。本気で醸造を学び、あっという間に国産にこぎ着けた日本の技術力に感心。税金とのたたかいは、むしろ現代のビール(もどき)開発の方が涙ぐましくまたおもしろいのかも。「まずは一杯」のみなさまにおすすめです!家飲みしない私も楽しめた一冊。 二十年以上前、フジテレビが制作した「カノッサの屈辱」の「幕末ビール維新」を思い出しました。2014/07/26

diesuk

9
日本のビールの歴史を描いた本。最近少しずつビールを飲み始めたので、おもしろそうだと思って購入。日本に最初に入ってきたのはエールで、明治まではエールが主体だったそうだ。自分はラガーよりもエールが好きなので、エールをもっとつくってほしいんだけど、現実はその後入ってきたドイツのラガーが今の主流。エールって地ビール以外はほとんど売ってないよね。中心は明治期の話で、麒麟、アサヒ、サッポロ、恵比寿の4大ビールブランドの創業時のエピソードが中心に書かれている。明治期は恵比寿がトップシェアだったのが意外だったわ。2014/07/09

圭都

5
ビール好きではあるが、日本のビールの歴史について考えたことも無かった。 明治の始め、外国に対抗して、日本の国を守るために必死に造られたという事実に興味惹かれる。 政策としてのビールは酒類の中でも特別な存在だと思う。 ビールの味わいが変わるかな、の思いだ。2014/12/18

ココアにんにく

4
川本幸民『化学新書』のレシピの再現ビールをキリン工場で飲んだことがあります(自慢)。黒船が来て幸民さんは「黒船なにするものぞ」と自らビールを作った。他にもマッチや白砂糖なども。この「自ら作ってみようの力が技術大国日本の礎」と最近読んだ本に書いてあった。興味深い話の数々…ビールに飢えている外国人2000人のために醸造開始/神戸居留地ヒョーゴブルワリー/岩内の野生ホップ/堂島で日本人経営ビール会社第1号/12本のビールを札幌→小樽→東京→京都輸送で全部流出/大阪の恵比寿町にもエビスビールが…読んでいて楽しい!2016/11/04

スプリント

3
文章にやや癖がありますが内容は面白かったです。明治維新直後の海外のビール製造技術者が一癖もある人間であったり、北海道でビール製造に関わった人間が紆余曲折もあって失踪していたりと様々な人間模様を知ることができます。2014/07/30

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