出版社内容情報
90年代に入って、欧米や日本で急激に脚光を浴び始めた統計手法の新兵器「共分散構造分析」。多変量解析や回帰分析、分散分析といった従来の統計分類とは異なった、実需の高い統計手法をいかに理解し、いかに使いこなすかを、わかりやすく図解。
内容説明
経営、人事、マーケティングなどの複雑な因果関係や隠れた要因をも具体的に数値化する共分散構造分析の仕組みと実践方法がわかる。
目次
第1章 共分散構造分析入門(共分散構造分析でわかること・できること;共分散構造分析の主役は潜在変数 ほか)
第2章 共分散構造分析を体験する(共分散構造分析は新世代の多変量解析;関係、原因・結果をイメージ化するパス図 ほか)
第3章 仕組みがわかればすべてが見える(変数の関係モデルを表わすパス図;共分散構造分析は線形モデル ほか)
第4章 共分散構造分析の実際(いろいろなモデルと共分散構造分析;回帰分析モデルと共分散構造分析 ほか)
著者等紹介
涌井良幸[ワクイヨシユキ]
1950年東京生まれ。東京教育大学数学科を卒業後、教員の職に就く。現在、千葉県立千葉東高校数学教諭を務め、CAI及びAVを用いた新教育法の研究に専念
涌井貞美[ワクイサダミ]
1952年東京生まれ。東京大学物理学科修了後、富士通勤務を経て、教員の職に就く。現在、神奈川県立大原高校に勤務し、CAI及びAVを用いた新教育法の研究に専念
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