チャレンジする年金運用―企業年金の未来に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 255p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532354749
  • NDC分類 366.46
  • Cコード C3033

内容説明

金融危機など市場の激震を乗り越えてきた我が国の企業年金。株価のダウンサイドリスクへの備えをはじめ、克服すべき課題はなお多い。年金の専門家の理論と現場の実践知から、その解決の糸口を示す。「これからの年金運用のあり方」を問う。

目次

第1章 企業年金の苦難の20年余 株価の長期不振と大きな振れ
第2章 動態的な資産管理とダウンサイドリスク
第3章 リスク資産はそれに見合ったリターンを生むか
第4章 投資理論の限界と今後の年金運用のあり方
第5章 母体企業の視点から見た年金リスク
第6章 運用のベンチマークは負債の公正価値
第7章 多様化する運用戦略と年金基金のチャレンジ
第8章 ベンチマーク/インデックスは必要か
第9章 高まる年金ガバナンスの重要性
第10章 年金基金の現場が考える為替変動への対応

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nak34

8
読んだのは、「チャレンジする年金運用」。検索では出てくるのに、クリックするとこの本になってしまう。著者も違うし。ガクッ。仕事上、読みました。予測不可能なので資産管理方法を変更する。でも、その新しい資産管理方法には予測が必要って、矛盾してないかい。読みが浅いのか。2011/08/01

速読おやじ

1
結構難しかった。年金の問題って国民ひとりひとりに大きく関わってくることなのに、制度がかなり複雑で実は僕も今一つ分かっていない。僕が少し分かるのは運用くらい。予定利率を稼がなくてはいけないのに、こんな低金利が続くとリスクを取る必要があるか、もしくは予定利率を下げたりしなくちゃいけない。個々の企業の体力にも関わってくるし、年金運用の将来の姿ってどうなるんだろう?高齢化が進むと年金支払いの方が年金掛け金より多くなるし、低金利は続きそうだし、株は儲からないし。リスクを抑えていいリターンを求める必要あり。難問だ。2013/08/17

Yudai Soshizaki

1
年金運用に携わる第一人者の方々がそれぞれの近時の関心テーマについて綴ったコラムタッチの一冊。深堀はないものの、各々の方々と自分の問題意識とそれに対する考え方における重なりとズレを意識するには適している。2011/09/11

Bkmker

0
2011年7月の本で少し古い。年金運用の現場での苦労は伺える。素人だけど7と8章が読み易かった。7章:ブラックロック・ジャパンの佐川利通さん「多様化する運用戦略と年金基金のチャレンジ」株式ベータの多様化について(株式市場の拡がりの図表)とか、債券ベータの多様化について(国別じゃなくて、債券種別別)とかね。8章:DIC企業年金基金の近藤英男さん「ベンチマーク/インデックスは必要か」TOPIXは最良なベンチマークか。章末のコラム「日本株運用に分散投資は必要かby堀江貞之(野村総合研究所)もふむふむって感じ。2014/05/02

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