出版社内容情報
『FACTFULNESS』著者推薦!
アンナ・ロスリング・ロンランド「賢い人ほど読むべき重要な本」
一流大学卒のあの人は
なぜ「バカ」なのか。
優秀で高い教育を受けた人ほど陥る
「知性のワナ」とその克服法をお教えします。
潜在能力と本当の賢さは今日から伸ばせる!
学校教育では、事実を覚えることしか教わらない。記憶力、語彙力、類推力が勝負だ。
だが最新研究によれば、それらは思考力や判断力、問題解決能力、意思決定能力の土台にはならないことがわかった。「賢さ」の基準が、間違っていたのだ!
好奇心、内省、心の広さ、知的謙虚さ、成長志向といった後天的に身につけられる「思考法」によって、「本当の賢さ」を伸ばす方法を最新研究からお教えします。
◆これらの「常識」は全部ウソ!
・日々たくさん学ぶほど、最終的な学習量も多くなる。
・理解しやすい内容ほど、たくさん覚えられる。
・わからない状態は学習にマイナスであり、避けるべきだ。
・忘れることは非生産的である。
・早く上達するには、一度に1つのことを学ぶべきだ。
◆一流大学卒業生でも間違えるクイズ
ジャックはアンを見ており、アンはジョージを見ている。
ジャックは既婚だが、ジョージは違う。既婚者が未婚者を見ているのか。
「イエス」「ノー」「判断するのに十分な情報がない」のいずれかを選べ。
(答え:イエス)
最初の2つの前提だけに基づいて、最後の結論を論理的に導き出せるか br> ・すべての生き物は水を必要とする。
・バラは水を必要とする。
それゆえに、バラは生き物である。
(答え:導き出せない)
「答えが間違っている」と思ったら本書内の解説をどうぞ!
内容説明
潜在能力と本当の賢さは今日から伸ばせる!学校教育では、事実を覚えることしか教わらない。記憶力、語彙力、類推力が勝負だ。だが最新研究によれば、それらは思考力や判断力、問題解決能力、意思決定能力の土台にはならないことがわかった。「賢さ」の基準が、間違っていたのだ!好奇心、内省、心の広さ、知的謙虚さ、成長志向といった後天的に身につけられる「思考法」によって、「本当の賢さ」を伸ばす方法を最新研究からお教えします。
目次
第1部 知能の落とし穴―高IQ、教育、専門知識がバカを増幅する(IQ190以上の神童の平凡なる人生―知能の真実;天才はなぜエセ科学を信じるのか―「合理性障害」の危険性;専門家が判断ミスを犯す根本理由)
第2部 賢いあなたが気をつけるべきこと(優れた判断力、知的謙虚さ、心の広さ;なぜ外国語で考えると合理的判断が下せるか―内省的思考;真実と嘘とフェイクニュース)
第3部 実りある学習法―「根拠に基づく知恵」が記憶の質を高める(なぜ賢い人は学ぶのが下手なのか―硬直マインドセット;努力に勝る天才なし―賢明な思考力を育む方法)
第4部 知性ある組織の作り方(天才ばかりのチームは生産性が下がる;バカは野火のように広がる―組織が陥る「機能的愚鈍」)
著者等紹介
ロブソン,デビッド[ロブソン,デビッド] [Robson,David]
ケンブリッジ大学卒業(数学専攻)。ニュー・サイエンティスト誌の特集担当編集者、BBC Futureのシニア・ジャーナリストを経て、科学ジャーナリストとして独立。ガーディアン紙、アトランティック誌などに寄稿している。人間の脳、身体、行動が専門分野
土方奈美[ヒジカタナミ]
翻訳家。1995年慶應義塾大学文学部卒業、日本経済新聞社入社。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務めたのち、2008年に独立。2012年モントレー国際大学院にて修士号(翻訳)取得。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナー。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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