出版社内容情報
組織改革、イノベーション、脱成熟など経営学の題材が満載の長期成長企業3M。その歴史からリアルな経営学を学ぶ画期的テキスト。
内容説明
イノベーションで世界的な名声を得る3Mは、創業以来100年以上にわたり成長を続けてきた長期成長企業でもある。本書はその調査研究報告として、3Mの歴史を詳しくみ、同社の長期成長は、「戦略駆動力の経営」の実践によって可能になった、という分析を提示。3Mの事例から洞察を引き出すために必要な経営学の用語(経営の諸制度の用語も含む)についての解説を、「コラム」として適宜付記している。
目次
第1章 3M・組織ライフサイクル・戦略駆動力
第2章 失敗に始まった会社
第3章 組織に経営理念が吹き込まれるプロセス―戦略駆動力の形成
第4章 イノベーション・マシーンの稼働―湧き出る戦略駆動力
第5章 組織の成熟と再活性化―戦略駆動力の再起動
第6章 外部からのCEOによる改革―戦略駆動力の問い直し
第7章 浮かび上がる戦略的方向性と手ごたえ
終章 長期成長の鍵
著者等紹介
河合篤男[カワイアツオ]
名古屋市立大学大学院経済学研究科教授。1993年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、95年博士後期課程中退。名古屋市立大学経済学部助手、専任講師、助教授、准教授を経て現職。博士(経営学)
伊藤博之[イトウヒロユキ]
滋賀大学経済学部教授。1990年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了、92年博士後期課程中退。滋賀大学経済学部助手、専任講師、助教授、准教授を経て現職。博士(経営学)
山路直人[ヤマジナオト]
福井県立大学経済学部教授。1993年神戸大学経営学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経営学)。関東学園大学経済学部助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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