出版社内容情報
AIによる人の代替が始まろうとしている。いかにAIを使いこなし、新たな価値を生み出すか。「和ノベーション」の極意を解説する。
内容説明
「異次元の見える化」と機動力で成長を加速する!
目次
1章 AIという幻想から目覚めよ!
2章 AIで人間の能力を伸ばす
3章 対話革新―AI×ビッグデータを駆使したコミュニケーション
4章 新・顧客価値創造―和ノベーションが拓く可能性
5章 カッティング・エッジ―圧倒的な強みをもつモジュールへ
6章 AIで現場力を高める組織体へ
著者等紹介
長島聡[ナガシマサトシ]
ローランド・ベルガー日本法人代表取締役社長、工学博士。早稲田大学理工学研究科博士課程修了後、早稲田大学理工学部助手を経て、ローランド・ベルガーに参画。自動車、石油、化学、エネルギー、消費財などの製造業を中心として、グランドストラテジー、事業ロードマップ、チェンジマネジメント、現場のデジタル武装など数多くのプロジェクトを手がける。以下のアドバイザーを務める。アスタミューゼ株式会社、エクサインテリジェンス株式会社、株式会社カイゼン・マイスター、リンカーズ株式会社、株式会社カブク、株式会社ドリーム・アーツ、株式会社エクシヴィ、ベッコフオートメーション株式会社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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affistar
2
使えるところからAIを使い、和ノベーションを大切にしながら、それぞれの企業の強みを活かして協力していこうよと呼びかける本。事業の構成要素を顧客価値に紐付けて整理した事業アーキテクチャーを整備する、ということを主張しているけれど、そんな簡単に自社の事業を分解し、仕事に合わせてそれらを自由に組み合わせて構築できるものなのだろうか。自社および協力会社の宣伝的な要素も若干強めな印象を受けた。結局、何が言いたいかはよくわからなかった。2021/07/17
Mark
0
ななめ読み。タイトルにつられ、AIの本かと思ったが、良く知られたビジネス革新モノ。新しい知見はない。ローランド・ベルガーって、この程度。2017/10/01
BunkiMiyata
0
記事にするために読んだが、存外感銘を受けた。「AIに仕事が奪われるのでは?」という社会不安に対する一つの回答として「AIは人間の進化のために使うんだ!」というのは気持ちが良い。現場の目線を持たないので、机上の空論となるかもしれないというエクスキューズを挟みつつも、考え方としては好き。2019/11/25