戦略にこそ「戦略」が必要だ―正しいアプローチを選び、実行する

電子版価格
¥2,750
  • 電書あり

戦略にこそ「戦略」が必要だ―正しいアプローチを選び、実行する

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 428p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532320591
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C3034

目次

第1章 戦略に戦略が必要な理由
第2章 クラシカル型戦略アプローチ―規模を拡大する
第3章 アダプティブ型戦略アプローチ―素早く動く
第4章 ビジョナリー型戦略アプローチ―パイオニアになる
第5章 シェーピング型戦略アプローチ―オーケストレーターになる
第6章 リニューアル型戦略アプローチ―生存能力を高める
第7章 両利き―さまざまな色をもつ
第8章 リーダーの心得―生命を吹き込む

著者等紹介

リーブス,マーティン[リーブス,マーティン] [Reeves,Martin]
ボストンコンサルティンググループ(BCG)ニューヨーク・オフィスシニア・パートナー&マネージング・ディレクター。BCGブルース・ヘンダーソン研究所所長。ケンブリッジ大学修士(自然科学)、クランフィールド大学MBA(経営学修士)。ゼネカ(現アストラゼネカ)を経て、1989年にBCGロンドン・オフィスに入社。世界各地の企業や業界団体に対して戦略、組織両面で数多くのコンサルティングを行っている。東京オフィスにも8年間在籍し、ヘルスケアを中心とする多国籍企業に対して様々な戦略策定・実行を支援した

ハーネス,クヌート[ハーネス,クヌート] [Haanaes,Knut]
BCGシニア・パートナー&マネージング・ディレクター。BCGジュネーブ・オフィスのリーダー。BCG戦略プラクティスのグローバルリーダー、BCGオスロ・オフィスのリーダーを歴任。ノルウェー・スクール・オブ・エコノミクス修士(経済学)、コペンハーゲン・ビジネス・スクールPh.D(戦略)。BIノルウェー・ビジネススクール准教授、ノルウェー政府の研究委員会エグゼクティブ・ディレクターなどを経てBCGに入社

シンハ,ジャンメジャヤ[シンハ,ジャンメジャヤ] [Sinha,Janmejaya]
BCGアジア・パシフィック地区のチェアマン、グローバル経営会議のメンバー。プリンストン大学公共政策大学院(ウッドローウィルソンスクール)Ph.D、ケンブリッジ大学クレアカレッジ大学修士(経済学)、デリー大学セントスティーブンスカレッジ修士(歴史学)。インド準備銀行(インド中央銀行)、世界銀行を経てBCGに入社。アメリカ、イギリス、アジア各国、オーストラリア、インドを含む幅広い地域のクライアントに対し、トランスフォーメーション(構造的改革)、各種事業戦略策定・実行、ガバナンス、ファミリービジネスなどに関わる支援を行っている

御立尚資[ミタチタカシ]
BCG東京オフィスシニア・パートナー&マネージング・ディレクター。BCGフェロー(on new frontier of risk)。BCGストラテジー・プラクティスのリーダーシップチーム・メンバー。京都大学文学部卒、ハーバード大学経営学修士(MBA)。日本航空を経てBCGに入社。2005年~2015年BCG日本代表、2006年11月~2013年グローバル経営会議のメンバーを歴任。経済同友会副代表幹事、同観光立国委員会委員長。国連世界食糧計画WFP協会理事。京都大学客員教授。世界経済フォーラム(WEF)Global on Geo-Economicsのメンバー

木村亮示[キムラリョウジ]
BCG東京オフィスパートナー&マネージング・ディレクター。BCGストラテジー・プラクティスのアジア・パシフィック地区リーダー。京都大学経済学部卒。HEC経営大学院経営学修士(MBA)。国際協力銀行、BCGパリ・オフィスを経て現在に至る。幅広い業界のクライアントに対して各種事業戦略の策定・実行、新規事業立ち上げ、トランスフォーメーション(構造的改革)などの支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

79
ビジネスで好ましい結果を得るためには戦略が必要だ。自社の現状から目標を定め、結果を導く必要があるわけだが、世の中には戦略に関するツールやフレームワークが溢れかえっている。どれを選択するべきなのか? 本書では、対象が置かれている事業環境を5つの戦略パレットに分類し、それぞれでどんなアプローチをすべきかを極めてシンプルに述懐したもの。事業戦略の道標と言っても良いだろう。◆戦略パレット:予測、改変、過酷さ、各々の可能性を分析し、5つの型に当てはめる。➀伝統型、②適応型、③ビジョン牽引型、④協創型、⑤再生型2020/01/02

koji

9
我が社の戦略は、内部外部環境分析→中期計画策定→計画実行・レビューというプロセス一本槍という感じで、所謂何の変哲もないものです。その中で本書を読んで、5つの戦略アプローチを環境変化に応じて使いこなす両利き型を指向することの重要さを再認識しました。本書で参考になるのは、①アプローチを体系的に整理していること、②「秘訣と落とし穴」が纏まった1枚の表。唯いざ実行する時に難しいのは、経営者がいくらアプローチを巧みに変えても、簡単に「笛吹けど踊れない」現場の心理と行動。結局、これをどうするかが経営能力の分かれ目です2016/09/10

mkt

3
戦略パレット①自社の戦略アプローチを現実の状況に適合させて、それを効果的に実行する②異なるアプローチを組み合わせて複数の環境、変化する環境に対応する③コラージュに命を吹き込む/5つの戦略環境①クラシカル型:予測できるが作り変えられない→規模拡大②アダプティブ型:予測できず作り変え不可→素早く動く③ビジョナリー型:予測でき作り変え可→創造する最初になる④シェービング型:予測不可、作り変え可→編成者になる⑤リニューアル型:リソースの制約が厳しい→存続可能性を高める/ 20211122読了 428P 39分 2021/11/22

このこねこ@年間500冊の乱読家

3
⭐⭐⭐⭐⭐ うわぁ良かった……。 今まで読んできた経営戦略本の総まとめみたいな感じ。 ビジネス環境がこの時にはこの戦略を使い、別の時にはまた別の戦略を使う。 まさに戦略にこそ「戦略」が必要だ!! 経営者の方に超オススメです!2020/09/21

yahiro

2
戦略の「型」について概観する、コンサルティングファームによる経営指南本。複雑な事象をすべてこの単純な「枠」に押し込んでしまうのが、戦略コンサルのやり方なんだ、というのがよくわかった。過去に成功した企業を引き合いに出して「こういう型なんです」と分析しているだけで、もともと当の企業たちは自分たちの戦略が「○×型だ」なんて意識していなかっただろう。単に、自分たちにとって最適な戦略をとっただけだ、と思う。こういう「そもそも論」みたいなものだけを読んで、経営がわかってる、という顔をするのはちょっと危険かも。2021/01/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10435123
  • ご注意事項