内容説明
本書では、各章ごとに、まず著者の考えを述べたあと、経営トップとして切実な問題を抱える塾生の具体的な質問と、それに対する回答を掲載。さらに終章では、「なぜ会社は高収益でなければならないのか」といった理由をまとめました。
目次
第1章 高収益の基盤を築く(自社の拡大、強みづくりのための投資は正しいか;トップとして何を優先課題に取り組むべきか;親会社に頼らず、自立の道を拓くには;OEM主体の事業で収益を改善するには)
第2章 挑戦し続ける企業を目指す―多角化の進め方(小売業の拡大出店政策はこのままでよいか;老朽設備の大規模改修のタイミングは;シェア拡大のためにM&Aを成功させるには;新分野に進出するときの成功のカギとは)
第3章 パートナーシップで経営する(業績が落ち込んだ場合、給与体系をいかに見直すべきか;生産性を上げようと残業をさせていないが、それでよいか;目標管理による年俸制の問題にどう対処すべきか;会社を守るためにやむを得ず人員削減をするべきか)
第4章 自ら燃える集団をつくる(経営責任を自覚し、積極的な社員を育成するには;自燃性の幹部を育成していくには;デキの悪い社員をどうすればよいか;経営管理を徹底し、社員との意志疎通を図るには)
終章 高収益経営を目指す(財務体質を強化する;将来に備えて経営を安定化させる;高配当で株主に報いる;キャピタルゲインを株主にもたらす;事業展開の選択肢を広げる;M&Aでグループ力を強化する)
著者等紹介
稲盛和夫[イナモリカズオ]
1932年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長を務める。84年には第二電電(現KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問。2010年には日本航空会長に就任。代表取締役会長を経て、13年より名誉会長。このほか、84年に稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。また、若手経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、後進の育成に心血を注ぐ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とも
こうじ
貧家ピー
凌🔥年300冊の読書家🔥
しゃーく
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- 漆黒の王子