出版社内容情報
有能な人材が転職後の職場で活かされないのはなぜか。同質性を重んじる日本の企業組織が、突出した個人のアイデアや知識を活かし、組織革新に結びつけるための手法を「日本型エンプロアビリティー」を軸に解説する。
内容説明
多数派の意見は往々にして“月並み”にまとまりがち。多少トゲはあるが、斬新なアイデアを持つ少数派の意見を取り込んでこそ、企業はさらに強くなる。どうすれば新しい発想を活かせるか?異端から学べる組織のあり方と、そこで求められる個人のスキルを探る。
目次
第1章 個が活かされない日本の組織
第2章 エンプロイアビリティーは何をもたらすか
第3章 迫られる意識改革―それは日本企業に根づくか
第4章 これから求められるスキル
第5章 異端パワーの組織革新
第6章 異端パワーから学ぶために
著者等紹介
林吉郎[ハヤシキチロウ]
1936年生まれ。神戸大学経営学部卒業後、商社勤務を経て、インディアナ大学に留学。65年にMBA、70年に博士号を取得。現在は、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授。Intercultural Communication Institute(アメリカ、ポートランド)でも教鞭をとる
福島由美[フクシマユミ]
1961年生まれ。跡見学園女子大学卒業後、外資系アウトプレースメント会社勤務等を経て、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。現在は、人材コンサルタント。異文化コミュニケーションの視点から人材マネジメントに関する研究を続けている
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