日経ビジネス人文庫<br> ガリガリ君の秘密―赤城乳業・躍進を支える「言える化」

電子版価格
¥825
  • 電書あり

日経ビジネス人文庫
ガリガリ君の秘密―赤城乳業・躍進を支える「言える化」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532198985
  • NDC分類 588.3
  • Cコード C0134

出版社内容情報

年間販売数4億本超!
日本でいちばん売れているアイスを生んだ
「強小カンパニー」の秘密に迫る

社員数380名で売上高454億円。12期連続増収を達成。
異端であること、遊び心があることを何よりも重視する。
埼玉県の北端に拠点をもつ「ユニークな地方企業」が赤城乳業だ。

失敗を恐れず、とがった社員を集めて、
なんでも「言える」仕組みをつくり現場を活性化させる。
そんな現場力の秘密を、遠藤功氏が解き明かすのが本書だ。

-大ヒット「コーンポタージュ味」をつくった若手たち
-ガリガリ君の「異色コラボ」が次々誕生した理由
-会社なのに「秘密基地」で商談する大人たち
-キャッチフレーズ「あそびましょ。」に込めた願い
-新入社員であっても、役員にものが言える風土づくり
-常識的なアイデアは、まったく評価されない
-入社2~3年目から大仕事を任せ、責任を自覚させて成長させる
-「社長は、社員の七光」
-売上200億円当時に100億円をかけて、食品基準ではなく医薬品基準の新工場を設立

日本企業から失われつつある「現場力」を高めるための知恵が、
本書には詰まっている。

*本書は潮出版より2013年10月に刊行された『言える化――「ガリガリ君」の赤城乳業が躍進する秘密』を
改題、文庫化したものです。単行本刊行後以降の話題を追加いたしました。

内容説明

発売40年近く経っても売上を伸ばし続ける驚異のロングセラー「ガリガリ君」。その躍進を支えるのが、赤城乳業の「現場力」だ。異端であること、遊び心があることを何よりも重視。失敗を恐れず、とがった社員を集めて、なんでも「言える」仕組みをつくって現場を活性化させる。「強小カンパニー」の秘密に迫るビジネスノンフィクションです。

目次

プロローグ こんなに面白い会社がまだ日本にはあったんだ!
第1章 躍動する若者たち
第2章 「強小カンパニー」への道程
第3章 ドリームファクトリーの建設
第4章 「ガリガリ君」大ブレーク!
第5章 「言える化」こそ競争力
第6章 自分のために働け
第7章 躍動する若者たち、再び
エピローグ 「アイス」の会社は「愛ス」の会社
巻末対談 「その後」の赤城乳業―井上創太社長に聞く

著者等紹介

遠藤功[エンドウイサオ]
ローランド・ベルガー日本法人会長。早稲田大学商学部卒業。米国ボストンカレッジ経営学修士(MBA)。三菱電機株式会社、米系戦略コンサルティング会社を経て、現職。経営コンサルタントとして、戦略策定のみならず実行支援を伴った「結果の出る」コンサルティングとして高い評価を得ている。ローランド・ベルガーワールドワイドのスーパーバイザリーボード(経営監査委員会)アジア初のメンバーに選出された。株式会社良品計画社外取締役。SOMPOホールディングス株式会社社外取締役。株式会社マザーハウス社外取締役。株式会社ドリーム・アーツ社外取締役。コープさっぽろ有識者理事。株式会社NTTデータアドバイザリーボードメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

43
誰でも一度は食べたことある日本で年間4億本売れているアイス「ガリガリ君」を生んだ会社・赤城乳業の秘密に迫ったノンフィクション。赤城乳業の創成期からガリガリ君の発売、コンビニルート開拓、100億円の新工場設立まで「強小カンパニー」を目指す当社の歴史・風土・マネジメントが語られる。新入社員に大きなプロジェクトを任せたり、失敗を恐れぬチャレンジ推奨、役員にモノが言える風土作りなど、現代のITベンチャーに似たしくみでありつつ、厳しいところは厳しくメリハリのきいた会社だと思った、ここまで大きくなったのも納得。2019/08/04

ミライ

38
【再読】久しぶりに再読してみた、社内教育のしくみや組織構築の考え方がITベンチャーに似ていると再認識。赤城乳業のサイトをチラっと見たらコロナ渦の今年も、ガリガリ君のコラボがズラっと並んでいて、勢いはまだまだ止まらなさそうに思えた。2020/09/06

ばんだねいっぺい

31
 「5S+1S」に目からウロコ。言われてみれば「5S」は形で「1S」は魂だ。なんだか、それがすべてではないが、新・家族経営みたいな、当たり前のことかもしれないが、社員一人一人を大事にする会社が伸びている気がするし、そうであってほしい。社長は、社員の七光りかぁ。シャリシャリくんが食べたい。2019/06/27

ミヤビ

17
若手が自由に発言できるというのが良かった。気にせずなんでも言えるってとても素敵なことだと思う。それが仕事のモチベーションになって、売上に繋がっていくのかな。私もこういう会社に就職したい。2019/11/12

bluesky

16
表題に引かれて読んでみました。内容は「日本でいちばん大切にしたい会社」と同じような感じでした。ガリガリ君 毎年、何かしらの味を食べてるかも...色んな企業とコラボしてるのには驚きました。長年愛されるのには理由があるんですね。今年もお世話になります(*^.^*)2019/07/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13904176
  • ご注意事項