内容説明
アメリカの独立、日本の明治維新、イスラエルの建国―歴史的事件の背後には、必ず戦いがある。戦いの原因は?背景は?そして、それは世界をどう変えたのか。予備校の元世界史講師がやさしく教える、目からうろこの歴史読本。
目次
アメリカ独立戦争
ナポレオン戦争
クリミア戦争/露土戦争
アヘン戦争
普仏戦争
日清戦争/日露戦争
ボーア戦争
第一次世界大戦
第二次世界大戦
朝鮮戦争/ヴェトナム戦争
中東戦争
イラン・イラク戦争
アフガニスタン紛争
著者等紹介
関眞興[セキシンコウ]
1944年三重県生まれ。東京大学文学部卒業後、駿台予備学校の世界史講師となる。2001年に退職し、歴史関係の本の著作・監修を多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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妙な…本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クラッシックラガー
4
☆☆☆☆☆最高に良かった!今日の紙面をにぎわす紛争が、有史4000年から脈々と繋がっていることがわかる。テンポがいいので、細かい事は自分で調べたくもなる記述が世界史に引きずり込む。もっと世界史を勉強したくなった。さらに、重要な事柄が沢山入っているので、学生さんにも向いているかも。 あとがきが面白くて、実は戦術を期待した私を見透かされたようです。いい意味で期待を裏切った一冊! ついでに…流石、紀伊国屋平済み。2013/11/05
maria
3
ww1&2が見たくて下巻から読んでしまいました。うーん、多少歴史を知っているレベルじゃないとこの本単品では楽しめない。ここで興味を持って更に調べていくとかしないと理解しづらい。教科書を読んでいる気分。先生の解説が欲しい。もしくは、もともとある程度知識があって情報を整理して見るのには丁度いいかも?小ネタや詳細な説明はあまりないので、そういうのが読みたければもっと専門的に特化した本のほうがいいと思います。2015/04/22
atlusbou
2
上巻に引き続き、近代から現代にかけての時代を取り扱っています。上巻と同じく、30の戦いと銘打っているものの主題の戦いについて触れている部分は少なく、教科書を肉付けした様な内容でした。読みやすいので教科書のおさらいしたい人にいいかもしれません。2022/01/19
けむち
2
帝国主義が席巻した近代以降の戦争は、国家の利益が前面に押し出されて体裁も何もあったものじゃない。特に印象的だったのは、アメリカが世界恐慌から立ち直ることが出来たのは軍需産業が景気を牽引したからだと言う解説でした。その通りなら今後も(世界経済を支える為に)定期的に戦争しなければいけないことになります。ニュースでアメリカ国債デフォルトの危機などと聞くと心配になってしまいます。2013/10/16
ちひろ
1
第一次世界大戦の背景が厳しい均衡の上に成立していたことを改めて知る。同盟ばかり結んでいたら戦争に巻き込まれたでござる2014/10/27
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