日経ビジネス人文庫
やっぱり変だよ日本の営業

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784532194871
  • NDC分類 673.3
  • Cコード C0134

内容説明

「顧客は神様」と言いながら、社員にノルマを強要。読まれない日報を熱心に書かせる上司。世界一の通信技術を持ちながら「足で稼ぐ」―。やっぱり変です、日本の営業。精神論だけでは営業は成功しない。勝つ営業には、組織的な戦略を持った経営論が必要なのだ。ソフトブレーン創業者が、旧来の常識や習慣を明快に一刀両断し、組織的なプロセス・マネジメントへの改革論を展開したベストセラー。

目次

第1章 やっぱり変だよ、日本の営業マンの姿(あなた方は害虫よ;エリート営業マンの「凄腕」 ほか)
第2章 営業のたくさんの「なぜ」(なぜ、日本製品は売れたか;なぜ、営業のせいにするのか ほか)
第3章 真実に目を向けよう(裸のモノ作り企業;顧客は神様ではない ほか)
第4章 効率的な営業を実現するために(eセールスマネージャーの使命とは;CRM、SFAという仕組み ほか)
第5章 常識や習慣にとらわれないために(ストーン・キャット;東京は米国の二個分 ほか)

著者等紹介

宋文洲[ソウブンシュウ]
ソフトブレーン(株)マネージメント・アドバイザー。1963年中国山東省生まれ。85年に北海道大学大学院に国費留学。天安門事件で帰国を断念し、札幌の会社に就職するが、すぐに倒産。学生時代に開発した土木解析ソフトの販売を始め、92年28歳の時にソフトブレーンを創業。98年に営業など非製造部門の効率改善のためのソフト開発とコンサルティング事業を始めた。05年6月東証1部上場。06年8月会長を退任し現職に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

8
営業に関する誤解が端的に明示されている。一刀両断、非常に分かり易い。主旨としては、時代は変わっている、過去と同じやり方では上手くいかない。これからは経営者自身が理解出来る形で、本当に意味のある営業活動を、トライアンドエラーしつつ着実に積み上げていく。そのためにITを活用すべしというのが論旨かなと思います。2016/10/09

キリ

0
自社製品の宣伝に大半が割かれているけど、書かれていることはごもっともな内容。今はスマホ優勢になっているのでもう少しマシになっているんではないかと、いや、なっているといいなあ(笑)2015/03/22

marixtaka

0
主人がもらってきたので読みました。なるほど、ウンウン、そーなんだよねーと言いながら。数年前に書かれているので、既にちょっと時代感が違い、そのまま実践というわけにはいかなそうだけれど、「最も変化に順応した者が生き残った」というダーウィンの言葉通り、応用したら良さそう。2014/03/31

sd

0
デジタルで入力するとデータとして扱いやすいというあたりが面白かった。アンケート方式でのデータ集めは楽しそう。2013/06/22

ハンギ

0
宋さんはよく中国関係でテレビに出ていたけど、経営者だとは知らなかった。天安門事件を機に留学先の日本で起業、今に至っているようだ。この本はよく巷に見られるような精神論を批判し、生産性の改善について一石を投じている。具体的にはITと通信を組み合わせて営業活動を行う事で、コストを減らす事ができるみたいだ。「ほうれんそう」ではなく、的確に絞り込まれたワードを選択して、会社に情報端末から送信する事で、営業活動の重複や、帰社して日報を書くという手間を省く事ができ、経営の効率化につながるのだという。賢い。2013/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/132655
  • ご注意事項

最近チェックした商品