内容説明
縄文人は世界をまたにかけた大移動民族だった。南米で見つかった縄文土器、アムール河流域や欧州にある正倉院そっくりの建物、南太平洋に分布する羽衣伝説など、世界に点在する縄文人の痕跡を結び壮大な古代の旅を読み解く。
目次
第1章 南米への旅―南太平洋・ポリネシア横断線
第2章 南北アメリカへの旅―ベーリング海峡・北太平洋横断線
第3章 イベリア半島、スカンジナビア半島への旅―ユーラシア大陸シベリア横断線
第4章 ハンガリーへの旅―ユーラシア大陸大草原線
第5章 アフリカへの旅―インド洋横断線
第6章 日本列島発・世界への道
著者等紹介
前田良一[マエダリョウイチ]
ジャーナリスト。1948年生まれ。東洋大学卒。奈良新聞社に21年間在籍、この間、考古学・古代史担当、論説委員として、飛鳥などの古代宮殿発掘、古墳発掘などを担当。独立後は日本古代史が秘める数々の謎の解明に取り組んでおり、地球的視野からの探索、取材活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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