日経ビジネス人文庫
カルロス・ゴーン経営を語る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 531p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784532193300
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0134

出版社内容情報

稀代の名経営者はどう作られ、試され、困難に打ち勝ってきたか?―ミシュラン時代から親交のあるフランス人記者が伝えるゴーン社長の足跡とその魅力。ビジネス書を超えた感動を巻き起こしたベストセラーの文庫化。

内容説明

「お互いに自分のアイデンティティを守り、相手のアイデンティティを尊重する…。それがあるからこそ、提携は前進するのです」―「地球市民」カルロス・ゴーンが形成される軌跡をフランス人記者がインタビュー形式で描きだす。ゴーン社長の経営哲学と人間的魅力をあますところなく伝え、ビジネス書を超えた感動を巻き起こしたベストセラーの文庫化。

目次

旅立ち
パリ
ミシュラン
リオデジャネイロ
北米での挑戦
さらばミシュラン
ルノー
アジアへ
日本で
ルノーの人々
聴診、そして診断へ
仕事について
ショック療法
コミュニケーションの必要性
弱点の強化―デザイン・財務・販売
新しい企業文化
提携を活力あるものにするために
経営者とは
明日の自動車産業
中国市場
希望のメッセージ

著者等紹介

ゴーン,カルロス[ゴーン,カルロス][Ghosn,Carlos]
日産自動車社長兼CEO。1954年生まれ。99年6月日産自動車COO。2001年6月より社長兼CEO。2005年5月からルノーCEOを兼務

リエス,フィリップ[リエス,フィリップ][Ri`es,Philippe]
AFP通信ブリュッセル支局長。1948年生まれ。1982年AFP通信入社。経済部デスク、東京支局主席特派員、香港総局、東京支局長を経て、2003年9月より現職

高野優[タカノユウ]
フランス語翻訳家。早稲田大学政治経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

29
Identiy。根底の文化、そして人の尊重。多様性を背景に、大学時代のComm.への気づきが、もれなく転換点の1つ。Michelinの”夜勤”が第一歩!機会は苦難だが、苦難を機会へ!現実・実力主義が哲学。柱は「成果と透明性」。"Cost Cutter"は先入観に基づく誇大表現という印象。奥様の理解と後押しが印象的。家族への強い思いを随所に感じる。正に「地球市民」だなぁ。私も、9月から上司がオーストラリアから初の南米アルゼンチンの方となる。Idenityを大切に、これからも視野を広げて成長しなくては!2014/08/25

梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

22
▼フランス人記者によるゴーンへのインタビュー本(2005年発売)。▼逃亡者となりゴーンへの評価は凋落した。しかしミシュランやルノーの経営を改革し、倒産寸前の日産を再生したのは事実だ。壊れた組織を短期間で再生させていく取り組みが記録されているこの本から学べることは多い。▼また、仏、伯、米、日を渡り歩いたゴーン。グローバルな仕事をするために、学校で何をを学び、どういった教養を身につける必要があるのかを知ることができる。▼彼の経営者としての功罪、転落までの一部始終については、別の本を読んで欲しいと思う。2022/03/30

vinlandmbit

17
これまであまりカルロス・ゴーン氏について知りませんでしたが、その考え、経営哲学がどういうものなのかを知るにはうってつけの一冊と感じました。また、カルロス・ゴーンがその考え・哲学を持つきっかけとなった幼少期からの経歴・経験、そしてミシュランから始まり、ルノー日産両社を手がけるまでのダイナミックな職業変遷等などとても興味深かったです。何にせよその駆け上がり方が尋常じゃなく早い(=若い)です。2018/03/13

豆ぽち

17
日本で有名な経営者のひとり、ゴーンさん。昨今では役員報酬の高さが目立ち、日産再建の功績は過去のものになりつつあるが、やはり日産再建はゴーン氏にしかできなかったのではないかと思わせられた。"才能は人類の財産"という言葉が心に浮かぶ。2013/10/11

おくてつ

5
1月の日経「私の履歴書」を書いていたゴーンさん。2003年にインタビューに答える形でまとめられた一冊。私の履歴書にも書かれていた生い立ちや経営哲学なんかもより詳しく。2003年時点の想定だと、ルノーの経営に携わったら日産の経営から離れるような前提で書かれているけれど、今やルノーと日産のトップを兼任し、そこに三菱自動車の会長も追加だもんな。日産の変革ではCFTの導入が有名ではあるけれど、レバノンに生まれ、ブラジルに育ち、フランスに学んだゴーンさんのバックグラウンドも多様性を生んでいるのかなとも思う。2017/02/16

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