国際秩序

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  • サイズ B6判/ページ数 477p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532169763
  • NDC分類 319.02
  • Cコード C3031

出版社内容情報

大国の地位を狙う中国に対し、米国はどう対処すべきか。外交・安保政策の泰斗が、「国際秩序」のあり方を歴史的流れから問う!

内容説明

中国、中東とどう接するか、21世紀世界の行方を読み解く。賢者が語る「極上の世界史」。

目次

世界秩序という問題
ヨーロッパ―多元主義的な国際秩序
ヨーロッパの力の均衡システムと、その終焉
イスラム主義と中東―無秩序の世界
アメリカとイラン―秩序への取り組みのちがい
アジアの多様性
アジアの秩序に向けて―対決か協調か?
「すべての人類のために行動する」―アメリカとその秩序の概念
アメリカ―矛盾をはらんだ超大国
テクノロジー、釣り合い、人道的良心
私たちの時代の世界秩序は?

著者等紹介

キッシンジャー,ヘンリー[キッシンジャー,ヘンリー] [Kissinger,Henry]
元国家安全保障問題担当大統領補佐官、元国務長官、国際政治学者。キッシンジャー・アソシエイツ会長。1923年生まれ。ドイツ出身。ナチスの迫害を逃れて米国に亡命。第二次世界大戦では米陸軍に所属し、ヨーロッパ戦線で戦った。復員後にハーバード大学に進学。69年にはニクソン政権の国家安全保障問題担当大統領補佐官に就任。フォード政権では国務長官を務める。ベトナム和平を実現したパリ協定の締結によって、73年ノーベル平和賞受賞。今日に至るまで米国の外交・安全保障政策に多大なる影響を及ぼしてきた人物

伏見威蕃[フシミイワン]
翻訳家。1951年生まれ、早稲田大学商学部卒。ノンフィクションからミステリー小説、軍事未来小説まで幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

140
キッシンジャーの何年か前に出版した「外交(上下)」を補うものとして出版されたような気がします。最近の状況まで書かれていていいのですが書かれている方もいるとおりなんとも訳がこなれていなくて読みづらい感じがしました。きちんとした定訳がある言葉もご自分の言葉で訳している感じです。日経から改訂版を出してもらいたい気もするのですが、私は原書を購入して読み直そうかと思っています。2016/11/15

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

30
比較的新しい本だったので、現在の国際秩序について書かれているのかと思ったら、その根底にある歴史の本でした。全部読み切れてないけど、一応登録。グローバリゼーション、インターネットの普及が国際秩序にどのような影響を及ぼすのか、という点についてもう少し掘り下げた著者の本があれば読んでみたい。2017/09/24

Shin

20
主に宗教戦争以降の世界史を、「国際秩序」という補助線を引きながら概括し、秩序をもたらし、また破壊する歴史的動因を俯瞰的に分析する。軸となるのは欧州の戦塵の中で生まれたヴェストファーレン・システムであり、力のバランスによって突出した国を作らないことを各国は目指してきたが、その当たり前と思える価値観は、様々な国が持つ〈秩序観〉のひとつに過ぎないことが示される。国際関係はとかく「国益」の相互衝突と捉えられがちだが、もうひとつメタレベルに「秩序の定義」の違いがあり、その相克によって諸々の混乱が生じるのだと分かる。2020/06/07

coolflat

19
現在の国際法の基盤になったのは、三十年戦争を終結させるために合意されたウェストファリア条約で、この世界観が現在の国際秩序の根幹をなしている。紛争が起きた時には話し合いをするという機運がこの時に醸成され、国民国家という概念が生まれた。本書はそのウェストファリア条約が生まれた17世紀中期から現在まで、国際的な秩序がどう形作られてきたかを考察している。ウェストファリア国家体制に協調すれど与しない中国やサウジの著者ならではの考察が面白い。現在から未来に至る多極化世界を見据える上で、カギは中国とサウジにあると見る。2016/10/09

Hidetada Harada

18
先に読んだ佐藤優さんの本で、キッシンジャーのことがちょこっとだけ書かれていて、この人に興味を持ったのが読み始めたきっかけでした。大いに苦戦して3週間掛けてなんとか読了。印象に残ったのは宗教に関する考察と、テクノロジーに書かれた章。勉強になりました。それにしても、思考の深さと分析力、そして目的意識の高さは尋常ではないです。時間を置いてまた読みたいと思いました。2017/12/03

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