マーケティングと共に―フィリップ・コトラー自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532169220
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C3034

内容説明

日経新聞連載「私の履歴書」に大幅加筆!コトラーの原点に迫る最高の「教科書」。

目次

家族―両親はウクライナ移民
青年時代―教養の宝庫、古典に学ぶ
シカゴ大学からMITへ―資本主義理論に心酔、博士号を取得
結婚―「クレオパトラ」に恋
インド生活―労働者の実態を目に
学ぶテーマ確信―ハーバードで高等数学
ロケッグ校時代―新たな視点で教壇へ
処女作―顧客を意識、執筆に2年
学会投票―「対象拡大」の是非を問う
名声について―その光と影を知る〔ほか〕

著者等紹介

コトラー,フィリップ[コトラー,フィリップ] [Kotler,Philip]
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院S.C.ジョンソン&サン特別教授。シカゴ大学で経済学修士号、MIT(マサチューセッツ工科大学)で経済学博士号を取得した後、ハーバード大学で数学、シカゴ大学で行動経済学を研究。「ハーバード・ビジネス・レビュー」などの学術誌に100を超える論文を寄稿し、「ジャーナル・オブ・マーケティング」誌の年間最優秀論文に贈られる「アルファ・カッパ・サイ財団賞」を3度受賞した。IBM、GE、AT&T、ハネウェル、バンク・オブ・アメリカ、メルクほか多数の企業でマーケティング戦略やプランニング、マーケティング組織、国際マーケティングのコンサルティング活動に携わるほか、世界各地で講演活動を行っている。インスティテュート・オブ・マネジメント・サイエンスのマーケティング部門長、アメリカ・マーケティング協会理事、マーケティング・サイエンス・インスティテュート理事、MACグループ理事、ヤンケロビッチ社社外取締役、コペルニクス社社外取締役などを歴任し、シカゴ美術学校理事やドラッカー財団の役員も務めた

田中陽[タナカヨウ]
1985年慶應義塾大学卒、日本経済新聞社入社。90年編集局流通経済部記者、2002年流通経済部編集委員、06年日経ビジネス編集委員、09年日本経済新聞消費産業部編集委員、14年企業報道部編集委員、現在に至る。元東京外国語大学非常勤講師。テレビ東京系経済番組「未来世紀ジパング」ナビゲーター、BSジャパン「日経プラス10」コメンテーターなども務める。百貨店、スーパー、コンビニエンスストアなどの小売業や外食企業、消費財メーカーのマーケティング戦略などを幅広く取材。大型店舗の出店を巡る流通・消費者行政も担当

土方奈美[ヒジカタナミ]
翻訳家。1995年慶應義塾大学卒、日本経済新聞社入社。日本経済新聞、日経ビジネスなどの記者を務める。2008年に独立。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナーの資格を保有し、経済・金融分野を中心に翻訳を手がける。12年モントレー国際大学院で翻訳修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

20
2013年初出。企業業績の向上と顧客の価値・満足を創造することで人々の生活の改善を目指す実践的な学問(3頁)。『資本主義の再考 長所、短所、解決策』なる著書を執筆中とのこと(5頁)。楽しみな一冊。人類が直面する重要な問題について古典を熟読することで解決の糸口を見つけようとする(24頁)。彼に影響した本は、フロイト『幻想の未来/文化への不満』(25頁~)。彼は労働経済学から専攻を変えた(43頁~)。マーケティングは応用経済学の一つ(44頁)。   2014/10/05

やまやま

11
日経「私の履歴書」の単行本。マーケティングに関する「4P」理論は今日でも企業に関するキーワードであろう。シカゴ大学からMITに移りサミュエルソンの下で学位を取得、また素敵な伴侶を動かせないヨットに誘って得たのは心躍る記述であった。企業組織の四つの志向(生産、販売、マーケティング、社会)において、顧客の意識に集中し、嗜好を理解するという方策は、ドラッカーに代表されるマネジメントと合い結び、「マーケティング・マネジメント」に結実するという点は注目される。非営利組織にビジョンを広げたことも同様。2019/05/28

アルカリオン

10
コトラーが活躍し始めた頃にドラッカーから「話をしたい」との誘いがあり、親交を深めたという逸話が興味深かった。2024/08/18

犬こ

10
コトラーの自伝。若かりし頃から、勉強熱心で努力し、その後、その実力が各国で評判となり世界中からオファーが来て、まさにグローバルなマーケティングの先駆者に。富の集中に疑問を置き、世界の貧困を無くすためマーケティングはまさに社会、世のために活用されたし。2014/12/02

koji

6
コトラーと言えばマーケティングの大家。特に4Pは、現状分析のフレームワークとして使わせて貰っています。日経新聞の「私の履歴書」をもとにした自伝ですが、過去を振り返るより、未来志向の提言に溢れています。Kロバーツの「マーケティングは死んだ」に反論します。確かに他の分野に伝統的な機能やコミュニケーションは奪われているかもしれないが、まだまだ顧客満足に関わる分野は多いと言います。同感です。IBMの「顧客満足主義」の植え付けに関する取締役会の挿話に、その先の未来志向を感じマーケッティングは死んでいないと感じました2015/03/18

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