内容説明
実質的な「駐日大使」として戦後、国交正常化に尽力した著者が、日本の歴代総理らとの直接のやりとりなどの秘話や舞台裏を含め日中交流を記録した歴史的資料。
目次
目白再訪 田中角栄邸を表敬
民間人会議の提唱者が出席できず 廖参志氏を偲ぶ
西花庁が面目を一新 〓(とう)穎超女史が竹入義勝氏と会見
深〓(せん)の大変貌 竹入義勝氏に随行し経済特区を参観
駱駝の背中に心かよわす 伊東正義氏一行と敦煌訪問
無量庵の普茶料理 〓(とう)女史から園田夫人への贈り物を届ける
焼き芋と懐中時計 浜野清吾邸訪問
八王子はわれわれに一番近い場所 劇団「新制作座」を訪問
目白訪問は廖参志氏の遺言 田中角栄邸を再訪
松山バレエ団を訪問〔ほか〕
著者等紹介
孫平化[ソンヘイカ]
元中国日本友好協会会長。1917年中国遼寧省蓋平県(現・蓋州市)生まれ。1939年東京工業大学付属予備部に留学、同大応用化学科に進み1943年に中退して帰国。中華人民共和国成立後の1952年日本からの最初の訪中代表団を接待する。以来、中国人民外交協会理事などを歴任。1963年中国日本友好協会が設立され、副秘書長に就任。1964~67年廖承志事務所駐東京連絡処首席代表を務める。1972年上海バレエ団団長として訪日、日中国交正常化に尽力
武吉次朗[タケヨシジロウ]
1932年生まれ。1958年中国から帰国し、日本国際貿易促進協会事務局勤務。1980年、同協会常務理事。1990~2003年、摂南大学国際言語文化学部教授。現在は日本国際貿易促進協会相談役。一般社団法人中国研究所顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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