ゴミが降る島―香川・豊島 産廃との「20年戦争」

ゴミが降る島―香川・豊島 産廃との「20年戦争」

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532162900
  • NDC分類 519.7
  • Cコード C0036

出版社内容情報

野積みされた50万トンの産廃から超高濃度のダイオキシン。産廃紛争のシンボル「香川・豊島」。過疎の島が行政を動かすまでにこぎつけたねばり強い行動はなぜ生まれたのか。菊池寛賞受賞放送記者による迫真のルポ。

内容説明

運び込まれた都会のゴミから、超高濃度のダイオキシン検出。泣き寝入りはしないと、過疎の島の住民が中坊公平氏と共に立ち上がった―多発する産廃問題に通底する「この国」の病巣に、菊池寛賞受賞の放送記者が迫る力作ルポルタージュ。

目次

プロローグ それぞれの闘い
第1章 過疎の島に都会のゴミが降る
第2章 泣き寝入りはしない
第3章 被害者が加害者になる
第4章 退路を断つ
第5章 責任は誰にあるのか
第6章 苦渋の選択
第7章 分裂の危機
第8章 甘えを超えて
エピローグ それぞれの闘い・その後

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それいゆ

15
この2月に入ってからの話ですが、豊島の汚染土壌約7万トンを大津市内で処理する計画について、処理施設の周辺住民が、搬入中止を香川県に要請するよう求め、大津市長と滋賀県知事に要望書を提出しました。「琵琶湖を守るため、住民全員で反対していく」そうです。福島のがれきの処理もそうですが、放射能に汚染されているかもしれないといって、他県の人たちは受け入れに難色を示します。自分の家の隣にゴミ焼却場や墓地を作ってほしくないという発想と同じような気がします。安全ならば「お互い様」と考えることが大切ではないでしょうか。 2012/02/19

takao

1
ふむ2024/09/19

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