出版社内容情報
豊富な資源が眠り、多様な民族の利害が入り組む広大な地域・ユーラシア。その行方は21世紀国際政治の焦点。今は亡き著者の冷静な分析と国境・紛争地帯への体当たり取材が、その複雑な地政学的構図を明らかにする 。
内容説明
21世紀国際政治の焦点、ユーラシアの揺れ動く現実を体当たり取材でとらえ、洞察力に富む地政学的分析に昇華させた、臨場感溢れ鋭い眼力に貫かれた遺著。信念とエネルギーの塊から生まれた行動する政治学者の真骨頂。
目次
第1部 ユーラシア学序説―ユーラシア国際システムと日本外交(ユーラシア国際システムの出現と「ユーラシア外交」;ロシアおよびCISの動向;中ロ国境交渉と中ロ関係)
第2部 ユーラシアの胎動―国境・紛争地帯を行く(グルジアとアブハジア;コーカサス;チェチェン;タジキスタンと中央アジア;中ロ国境とウイグル;モンゴル;中ロ国境と極東)
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