内容説明
カフェ・ドームやドゥ・マゴの椅子に座って、ゆらゆらと懐旧の思いに浸る。若い頃にタイム・スリップして客のなかに仲間の顔を探している…。岡鹿之助、長谷川潔らとの交遊をまじえて、洋画家・小杉小二郎が、パリ暮らし30年をつづる。
目次
1 青春の道標
2 パリ暮らし
3 母の記
4 巴里ゆらゆら
5 巴里通信
6 追憶の人 想い出の人
著者等紹介
小杉小二郎[コスギコジロウ]
洋画家、1944年東京に生まれる。66年日本大学芸術学部工業デザイン科卒業。中川一政に師事。70年フランスに留学。以後パリ在住三十年におよぶ。現在、パリと東京にアトリエを設けて制作活動、個展多数。2000年日本経済新聞朝刊連載小説「発熱」の挿絵を描く
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