日経文庫
有望株の選び方

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  • サイズ B40判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532111243
  • NDC分類 338.155
  • Cコード C1234

内容説明

短期の値動きを後追いするのではなく、景気動向や企業業績に注目するファンダメンタル分析の手法をやさしく解説しました。景気の動きに連動する景気循環株、企業本来の価値に比して割安なバリュー株、企業の継続的な発展を見込む成長株について、銘柄の選び方が学べます。さまざまな業種の銘柄を数多く取り上げて具体的に解説。分析方法を実際の場面でどのように使うかがよくわかります。バランスシートなど、株式投資に必要な会社の数字の見方についても触れています。

目次

1 株式投資のスタイル(天才少年投資家、マット・セトに学ぶ4つの投資スタイル;東証のセクター分類;ファンダメンタル分析の役割)
2 シクリカル(景気循環)株を探す(シクリカル株とは;株価が景気の先を行く;シクリカル銘柄の株価特性;「価格」の動きを何よりも優先する;価格の動きと株価の動きをだぶらせる;価格データはどこで入手するのか;景気と株価のサイクル関係;株価はなぜ景気に先行するのか?)
3 バリュー株を探す(バリュー株投資とは;PBRを極める倒産リスクを判断;華々しく輝いた時代があるという条件)
4 成長株を探す(成長株とは;成長株派の達人に学ぶ;身近なところから始める)
エピローグ―「相場は記憶のゲームである」

著者等紹介

鈴木一之[スズキカズユキ]
インフォストックスドットコムリサーチ部チーフアナリスト。1961年生まれ。1983年千葉大学人文学部卒業、同年大和證券に入社。1987年株式トレーディング室配属、以後一貫して株式トレードの職務に従事。2000年5月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Naota_t

4
#2058/★3.4/約20年前の本だが、根本的な考えは今でも役に立つ。「シクリカルセクターの株価変動…をトップダウン・アプローチによる投資判断を尖兵として株式市場の変化をつかむツールに用いるのが本書の骨子」(p62)。常にモノの価格の動きを通して今の景気の状態を知ることで、株価のサイクルを把握し、購入する銘柄を決める。後は株価や指数の上昇を待つのみ。「うまく買えれば半分売れたも同然」だ。本書は、バフェットやマットセトの考えをベースにしている。彼らの投資判断(p158他)や参考図書を知ることにも有用だ。2024/01/28

さっちゃん

2
16歳でミューチュアルファンドを立ち上げた天才マット・セトの4つの投資スタイル内の3つを軸に書いてある。1つ目が景気に先行するシクニカル株(化学など)、2つ目が割安感のあるバリュー株、3つ目が成長過程にある成長株。シクニカル株は三井化学や信越化学などを利用して説明し、バリュー株は東京會舘などで説明。成長株はバフェットやオニール、フィッシャー、リンチなどの投資手法と照らし合わせながら進めていく。初心者にもわかりやすく書いてあり、良書だと思う。ただし、短期の売買で利用できる知識は少ない。2013/08/05

けんいち

2
シニカル株、バリュー株、成長株について書かれていて、内容も読みやすくわかりやすい。2012/08/15

つかしん

1
天才少年投資家マットセトを皮切りに有名な投資家の理論を用いて、株式投資の基本的投資スタイルを説明している。文章も比較的平易で理解しやすい。入門書としては良い。2015/10/22

葵堂

1
株に関するいろんな分類が記されている。けどまあ、バリュー成長株狙いの俺からしたら、まあいろんな視点を得られてよかったかな、ぐらいの感じ。2013/03/03

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