内容説明
「どうしてかしら」ミス・スパイダーは首をかしげました。「私は友達がほしいだけ。ティーパーティーに招待して、いろいろおしゃべりしたいだけなのに。虫たちは、私を見ると、みーんな逃げていってしまう」かわいそうなくもは、まったく気づいていないのです。虫たちが彼女に「食べられちゃうんじゃないか」とこわがっていることを。実際は、花とお茶しか口にしないくもだというのに。でも、あるできごとをきっかけとして、事態は急転回…。パブリッシャーズ・ウィークリー誌カフィー賞絵本部門・新人アーティスト賞を受賞。ペアレンツマガジン子どもの本部門、トップ10に入賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
花しか食べないクモなんていないよ!と思いつつも、あまりにも絵がかわいいので…。時々勝手に借りてきた本を図書館本収納スペースに置いておくんですが、そうした本の中で真っ先に娘さんが選んだのがこれでした。遺伝なのか環境なのか。2017/06/27
にゃんこ
4
花とお茶しか口にしないくも:ミス・スパイダー。 彼女はいつも、1人ぼっちでティータイムを過ごしていました。 どれだけ招待しても、みんな怖がって来てくれないからです。 …そんな寂しいお話から始まるけれど、最後は笑顔が溢れます。 何より、色遣いがキレイ!!2013/02/24
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