内容説明
一年366日、一日ごとに、その日に亡くなった平成の著名人が遺した名言を紹介する。そこには私たちと変わらない、特別でない日常と仕事の積み重ねをみることができる。生き方を学び、人生に目的とやりがいを見出す名言大全!
目次
1月1日 出羽錦忠雄―勇退の伯父にはなむけ初賜杯
1月2日 金子繁治―世界チャンピオンは、奪い取るものではなく、チャンピオンにふさわしい器になった者に神様が与えて下さる栄誉だよ。
1月3日 河原淳―ぼくの人生はおおかたのぞきに費やされてきました。
1月4日 鳥居民―なぜ、『昭和二十年』を書こうと考えたのか。多くの人々が命を奪われ、多くの人々が自らの命を断った年である。親は子に先立たれ、妻は夫を奪われ、子は親を失い、親と子が死んだ年である。そのような年は他にはない。その年はどういう年だったかを探ろうとした。
1月5日 長井勝一―商業誌なのにもうける気はなく、原稿料さえろくに払えない。それでも根っからの漫画好きが集まって、ここまで来た。やめたくてもやめさせてもらえなくてね。
1月6日 加藤芳郎―ちょっとだけ一生懸命という余裕があると、物の本質や形がわりと見えてくるものだ。
1月7日 小西和人―釣りに国境なし。
1月8日 横澤彪―(発想のもとになっているのは)少数派ですよ。絶対多数派においつかない。
1月9日 福井謙一―自分のやりたい学問と距離のある学問であればあるほど、後になって創造的な仕事をする上で重要な意味をもってくる。
1月10日 松本重治―日米関係は日中関係である。〔ほか〕
著者等紹介
久恒啓一[ヒサツネケイイチ]
多摩大学特任教授。多摩大学総合研究所長。1950年大分県中津市生まれ。九州大学法学部卒業後、1973年日本航空入社。労務担当を経て、広報課長、サービス委員会事務局次長を歴任。在職時から「知的生産の技術」研究会で活動し、「図解コミュニケーション」の理論と技術を開発し、1990年に『図解の技術』(日本実業出版社)を刊行。それがきっかけとなり1997年日航を早期退職し、新設の県立宮城大学教授(事業構想学部)に就任。2008年多摩大学教授、2012年経営情報学部長、2015年より副学長。2019年より現職。2005年から始めた「人物記念館の旅」はもう一つのライフワークとなり、850館を突破。著書は100冊を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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