出版社内容情報
日本独自の規格である軽自動車を取り上げ、その歴史的経緯から紐解き、軽自動車の特性、仕組み、メカニズムについて解説する。
内容説明
158点の図とイラストでK(ケイ)のしくみの「なぜ?」がわかる!軽自動車の概要、軽自動車が誕生した経緯とその頃のモデル、規格変更に伴う排気量やボディサイズの変遷とそれぞれの時期に足跡を残したモデル、軽自動車に特徴的なメカニズムとそれを理解するための基礎知識、最近の安全運転支援システムやエコロジー技術の特徴などについてまとめた。
目次
第1章 軽自動車とは何か(軽自動車の存在感;軽自動車の種類 ほか)
第2章 軽自動車の移り変わり(軽自動車のサイズと性能;軽自動車の誕生と規格の変遷 ほか)
第3章 軽自動車のエンジン(軽自動車エンジンの基礎知識;なぜ直列3気筒なのか? ほか)
第4章 軽自動車の駆動系と足回り(一般的な軽自動車の駆動系と足回り;軽自動車のトランスミッション ほか)
著者等紹介
橋田卓也[ハシダタクヤ]
1958年大阪生まれ。1980年、理工関係の専門学校を卒業後、自動車メーカーの乗用車技術センターに入社。1987年、自動車専門学校の教員。1993年、自動車鈑金塗装業界向け業界紙の編集者、後編集長。その後、独立して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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イワトコナマズ
5
図書館で借りて読みました。自動車のこと自体あまり知らなかったのですが、図がたくさんあり読みやすかったです。軽自動車の排気量の移り変わり(360ccから現在の660ccまで)や小さな排気量で馬力を出すための様々な工夫が書かれており面白いかったです。特にバブル期の軽自動車は変なのが多くて飽きないですね。2019/06/10
anchic
2
図書館で借りて読了。日本独自の規格である軽自動車について、その変遷や内部構造などが解説されている。2023/02/12
緑のたぬき
0
軽自動車の歴史と技術について。戦後の産業振興政策で軽規格がてきた。軽規格成り立ちと使用技術の変遷がなんとなく理解できた。2023/02/12
水判土カスミ
0
軽自動車のことが歴史から各種形状や車種、パーツの仕組みまで細かく書かれているのですが、サスペンションやエンジンなど普通自動車とほぼ共通の部品に関しては他の自動車の構造の本と同じことが書いてあり(2ストと4ストの違い、ターボの構造など)、被っているのが残念でした。もう少し普通自動車との対比や軽自動車の歴史、設計、移り変わり、海外での輸出、オート三輪などについて知りたかったです。2019/11/25
黒とかげ
0
興味深いが、最初の軽自動車の歴史は基礎知識ではないだろう。2019/08/19