内容説明
今やあらゆる食品に広く使われ、現代の食品産業を支える黒子としてなくてはならない食品添加物。この本では日本で使われる代表的な食品添加物の紹介をはじめ、それぞれの添加物の役割から実際の使われ方、使用の際のテクニックまでをわかりやすく説明します。
目次
第1章 食品添加物の基礎知識(食品添加物とは?「加工食品と食品添加物」;食品添加物の使用目的「食品添加物の役割」 ほか)
第2章 各種食品添加物のプロフィール(カロリーの摂取も抑えてくれる甘味料「ダイエットの味方?」;食事を彩る着色料「合成系から天然系へ」 ほか)
第3章 身近な食品と食品添加物(お弁当に使用される食品添加物「重要なのは日持ち対策」;ハムやソーセージに使用される食品添加物「JAS規格と食品添加物」 ほか)
第4章 加工食品メーカーの使用テクニック(調味料の配合テクニック「美味しさが増大する配合」;香料の選択「最も強力なピーチの香料」 ほか)
第5章 食品添加物にまつわる疑問(医薬品に食品添加物が使用されているの?「賦形剤としての利用」;遺伝子組み換えをした食品添加物はあるの?「DNA操作添加物?」 ほか)
著者等紹介
仲村健弘[ナカムラタケヒロ]
食品会社勤務を経て、食品添加物の会社に勤務。加工食品の開発者、技術者として500種類以上もの食品添加物とかかわってきたフードコーディネーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
うぃっくす
7
添加物はそんなに悪者ではないよ、という雰囲気の本だし実際ないと生きれないからそこまで悪くはないんだと思う。何が良くて何が悪いのか自分で見極めていくしかないけと偽装されたらもうお手上げだよね。甘味料ズルチン事件が気になりすぎて調べた。震えた。2025/02/27
さぶさん
1
食品添加物について、消費者レベルに優しく解説されている。食品添加物は何となく悪そうなものだな…くらいしか知らない人には読んでもらいたい。2018/08/03
Yasuko Watanabe
1
★32018/01/19
TETSUYA
1
サッと読めて、軽く勉強になります。初心者向き。2016/03/08
TKY KBR
0
食品添加物の本は危険度とかどれだけ健康に害があるかなどを謳っている本が多い中、この本はどちらかと言うと肯定よりな内容。 あらゆることに言えることだと思うけど、片一方の意見ばかり自分の中に取り込めばどうしてもそっちよりの考えになっていく。物事全体を客観的に俯瞰して見るようになるにはどちらの意見もしっかりと理解してその上で判断するべきだと感じた。2024/08/27