医療立国論〈2〉―厚生労働省解体 医療庁を設置せよ!

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  • サイズ B6判/ページ数 227p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784526061844
  • NDC分類 498.13
  • Cコード C3034

出版社内容情報

日本医療現場では、行政の無策を大きな起因とし、地方での医療崩壊、救急医療、産科、小児科の医師不足と荒廃し始めている。この医療の現場を復活させるために緊急に必要な医療制度改革を、横断的な組織-医療庁を設置することにより、解決するという案を分かりやすく解説していく。

内容説明

医療政策に関わる省庁の再編統合なくして医療制度改革は実現しない。

目次

第1章 医療崩壊は既に始まっている(崩壊は小児、産婦人科、救急医療だけではない!奪われる医療へのアクセス;地域医療を担う自治体病院の崩壊:医師不足が主因だが経営合理化だけを迫る総務省 ほか)
第2章 まず「日本の医療制度の問題点」を整理する(医師不足は偏在だけではない。医師も看護師も圧倒的に不足している:このままでは医療の質と安全の確保は極めて困難;医学部定員増だけでは問題は解決しない。教育スタッフの大幅増員が必須である。 ほか)
第3章 医療再生:すぐにできることはいくらでもある(新薬、新医療機器の迅速導入制度創設はすぐにでも可能。国民よりも省益優先の厚労省;医療と環境産業で国を興せ!医療産業分野では欧米を超えて世界をリードできるポテンシャルを持つ日本 ほか)
第4章 対談:医療崩壊を深刻に憂うる医療現場から提言(救急救命医療の現実;少子化対策のためにも、小児医療の充実を ほか)
第5章 医療庁を設置せよ!4省にまたがる縦割り医療行政を再編統合しなければ医療再生はありえない(すぐにできることはいくらでもある;医療は負債ではなく、投資であり経済活性化の鍵、実現には“医療庁創設”が必須である)

著者等紹介

大村昭人[オオムラアキト]
帝京大学前医学部長、帝京大学医学部名誉教授。1967年東京大学医学部医学科卒業。東京大学付属病院、岐阜村上記念病院、北里大学で外科、麻酔科研修後、1973年ワシントン州立大学麻酔科レジデント、76年ユタ州立大学麻酔科講師、78年同助教授、79年帝京大学医学部麻酔科助教授、86年同溝口病院麻酔科教授、96年同副院長、2003年帝京大学医学部長。2007年4月帝京大学医学部名誉教授、帝京大学医療技術学部臨床検査科主任教授。1976年Diplomate of The American Board of Anesthesiology。1982年日本麻酔科学会指導医。1993年日本ペインクリニック学会認定医。1995年日本集中治療医学会専門医。所属学会は(社)日本麻酔科学会、日本臨床麻酔科学会、日本集中治療医学会、日本呼吸療法医学会、The American Society of Anesthesiologists等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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