出版社内容情報
アジア通貨危機という逆風を利用して儲ける人,逆風に負けない土台を築いた人.こうした成功者の中から10人をピックアップして成功の秘訣を探るとともに失敗例も紹介した,アジアでの起業の手引書である.
内容説明
これからの日本企業のきわめて有力なアジア投資は、大手企業よりは中堅企業の投資であり、組織的というよりはアジアに通い慣れたオーナー社長や現地子会社の社長が投資する自己責任型の“個人的”投資である。…いわば紳士的な日本企業が、護送船団型で集団的に投資していたアジア投資から、野人型の個性的な中堅企業が独自の型でビジネスを展開している。今、アジアに新しい日本企業、新しい日本人がさっそうと登場したと言ってよい。
目次
序章 アジア通貨危機その後
第1章 アジアで儲け続ける十人(日本人向け引越業でトップシェア―森幹雄氏(クラウンライン社長)
先行投資・早期回収で大成功の不動産事業―長谷部平吉氏(長谷部建設社長)
メッキ業からパンの製造・販売に進出―五十嵐英郷氏(ディプソール社長)
日本のシルバー人材を活用し技術コンサルティング―池田慎一氏(イケダシンイチ・アソティツ社長) ほか)
第2章 アジアで儲けるための十箇条(アジアに出たら、日本を忘れろ;生きた金を使え;現地パートナーを探せ ほか)