食事調査マニュアル―はじめの一歩から実践・応用まで (改訂3版)

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  • サイズ A4判/ページ数 213p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784525633332
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

第?部で食事調査法の概要を示し,第?部で食事記録法,24時間思い出し法,食物摂取頻度調査法を中心に解説,第?部では食品番号表などの資料を掲載.今改訂では撮影画像を利用した食事調査法の追加など,内容の更新を行った.学生のみならず現場で働く管理栄養士・栄養士の必携書.「食物摂取頻度調査法ソフト」などを収載したCD-ROM付き.

?食事調査の基礎知識

1 食事調査法の概要
 ?食事記録法:秤量記録法,目安量記録法,写真記録法Dietary Records(DRs)
 ? 24 時間思い出し法24-Hour Dietary Recall
 ?食物摂取頻度調査法Food Frequency Questionnaire(FFQ)
 ?食事歴法Dietary History
 ? まとめ

2 食事調査を開始する前に考えておくこと
 ? 調査地区および調査対象者の選定
  a 調査地区および調査対象者の抽出方法
  b 調査対象者の名簿作成とその管理
  c 調査対象者への調査協力についての説明と同意(インフォームド・コンセント)
 ? 調査実施前の準備
  a 背 景
  b 調査実施者(実施主体)に求められる事項
  c 調査実施者(調査員)に求められる事項

3 栄養素等摂取量算出のためのデータベース
 ? 食品データベースとしての日本食品標準成分表
 ? 料理・複合調味料・標準的な味付けのデータベース化
 ? 食品データベースに登録されていない食品が出現した場合の対応

4 食事摂取基準(DRIs)による摂取量の評価
 ? 基本情報の把握
 ? DRIs の基本的な考え方
  a 推定平均必要量(EAR)および推奨量(RDA)が示されている栄養素の場合
  b 推定平均必要量(EAR)が設定されずに,目安量(AI)が示されている栄養素の場合
  c 目標量(DG)および耐容上限量(UL)の考え方
  d エネルギー
 ? 個人を対象とした食事調査データの解釈
 ? 集団を対象とした食事調査データの解釈

5 結果の集計・解析方法
 ? 調査票,コンピュータ入力データの過誤チェック
 ? 栄養価計算ソフトウェアなどで算出されたデータの過誤チェック
  a 人数の確認
  b 最大値,最小値の確認
 ● COLUMN ● 食事調査結果の比較性について

6 結果の解釈
 ? 食事の変動
  a 結果を個人単位で考える
  b 結果を集団単位で考える
 ? 習慣的摂取量分布推定のための統計モデル
  a National Research Council(NRC)法
  b Best-Power(BP)法
  c その他の方法
 ? エネルギー調整
  a 栄養素密度
  b 残差法
  c 多変量解析
 ? データ解析
  a 基本統計量を求める
  b 2 つの要因の関連を検討する
  c 交絡因子を考慮する
 ?わが国における食品データベース高度化への取り組み事例
  a INTERMAP 研究での取り組み
  b 国民健康・栄養調査(国民栄養調査)での取り組み

? 食事調査の実際

A 食事記録法Dietary Records
 ? データの収集・処理の実際
  a 食事調査の実施にあたっての調査対象者への説明
  b 調査対象者への確認面接?調査対象者の食物摂取状況を正確に把握するための具体的技能?
  c 調査票の整理とコード付け
  d 調査データの入力
 ● COLUMN ● 食事記録調査に便利なツール

 ? データの収集・処理にあたって留意すべき点
  a 適切な食品番号の選択
 ● COLUMN ● 食事調査の朝昼夕の区分

  b 食品重量について
 
 ● COLUMN ● 標準成分表の資料と備考は,熟読しよう

  c 調理による変化の捉え方
  d コード付けの判断困難事例の処理方法
  e 入力データのチェック

B 24時間思い出し法24-Hour Dietary Recall
 ? 調査の具体的な進め方(1)―市町村事業レベルでの実施を想定して―
  a 近年の市町村保健事業に関連する保健システムの変化
  b 事前の準備
  c 実施時の注意
  d 調査後の処理
  e 24 時間思い出し法の新しい方法?画像を補助的に用いる食事評価法?Image-Assisted Dietary Assessment
 ● COLUMN ● ウェアラブルデバイスを使用する際の倫理的な配慮の必要性

 ● COLUMN ● 画像を補助的に用いる新しい食事評価法の実際例

 ? 調査の具体的な進め方(2)―厳格な精度管理が行われた国際共同研究を例として―
  a 調査手技の標準化とそれを徹底するための取り組み(研修)
  b 面接手順
  c 調査に用いるツールとその活用
  d 関連調査の実施
  e 問い合わせによる情報収集
  f 適切な調査を実施するための留意点
  g 栄養素等摂取量の算出方法

 ? 米国における自動化された被験者の自己管理による24 時間食事思い出し法
  a 自動化された自己管理による24 時間食事思い出し法が開発された背景と特徴
  b ASA24 による調査の流れ
  C 食物摂取頻度調査法Food Frequency Questionnaire(FFQ)
 ? 半定量食物摂取頻度調査票(SQFFQ)の開発
  a 食品リスト
  b 摂取頻度(Frequency)
  c 目安量(Portion Size)
  d 食品成分表
  e 供給率法と重回帰法の比較
  f 栄養疫学における栄養素摂取量の総エネルギー摂取量による補正
 ? SQFFQ の妥当性と再現性
 ? わが国の食物摂取頻度調査票
 ? SQFFQ の実際
  a 調査票の選択
  b データの収集の方法
  c データの処理
 ? SQFFQ と個人の栄養教育

? 資料編

索 引

日本栄養改善学会[ニホンエイヨウカイゼンガッカイ]

目次

1 食事調査の基礎知識(食事調査法の概要;食事調査を開始する前に考えておくこと;栄養素等摂取量算出のためのデータベース;食事摂取基準(DRIs)による摂取量の評価
結果の集計・解析方法
結果の解釈)
2 食事調査の実際(食事記録法 Dietary Records;24時間思い出し法 24‐Hour Dietary Recall;食物摂取頻度調査法 Food Frequency Questionnaire(FFQ))
3 資料編

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