内容説明
日本で唯一の東京駅フォトグラファーが、写真と文章で東京駅のウンチクを語る、出張や旅行で東京駅に行きたくなる一冊。
目次
東京駅開業式典
20年ぶりの剣璽御動座
菊のご紋を付けたお召列車
住所は八重洲!?丸の内!?
高層化できないワケ
開業前からある鉄柱のナゼ
辰野金吾の3つの夢
創建当時に再現したレリーフ
辰野建築1 日本銀行本店本館
辰野建築2 旧盛岡銀行本店〔ほか〕
著者等紹介
佐々木直樹[ササキナオキ]
日本で唯一の「東京駅フォトグラファー」。1960年12月に生まれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんこ
43
面白かったです。読んでいる間ずっとワクワクしっ放しでした。読み終わると付箋だらけに。辰野金吾建築の浜寺公園駅舎も見に行きたくなりました。社員食堂開放にも行きたい。駅長室見学ツアーにも行きたい。「大人の休日倶楽部」主催のイベントにも参加したかった。取り急ぎギャラリーへ行き、中央郵便局で風景印を押してもらい、丸の内駅舎図案のお土産を購入に行きます。著者も熱い方でしたが、職人さん達、そして駅員さん達も熱かった! 改札係から車掌さんになった鈴木さんという女性がデザインした100周年記念グッズも素敵。2015/03/13
♪みどりpiyopiyo♪
32
これ、むちゃむちゃ面白かった☆ 「東京駅フォトグラファー」を名乗る著者の、東京駅愛溢れる1冊です。■名実共に日本の表玄関である東京駅。100周年の 保存・復原工事や 記念事業、駅の豆知識 が盛りだくさん。100年前の辰野金吾の設計の先見性、開業式典での大隈重信の祝辞が100年後の東京駅を予見していた?とか、職人さん物語に、お召列車と貴賓室、駅長室と駅長さん、著者と駅長さんとの交友録にもほっこり。■写真も読み物も良かった♪ 東京駅が益々楽しくなっちゃう1冊でした (๑`・ᴗ・´๑) (2014年)(→続2018/07/08
かっぱ
32
東京駅を設計した辰野金吾の夢は「東京駅」、「日本銀行本店」、「国会議事堂」を設計すること。うち2つは実現しています。なかでも代表は「東京駅」でしょう。これだけ長い年月、多くの人に使われ続けている建築はほかにはなさそうです。著者は元鉄っちゃんの写真家で東京駅オタクといってもいい人。東京駅についての様々なエピソードが100個ちりばめられています。中でも改修費用500億円を周辺ビルからの空中権の使用料で賄ったということにはびっくり。東京駅の撮影スポットの紹介も載っています。夜景や黄昏時の写真がとてもいいです。2015/04/02
わゆ
17
東京駅に関する100項目とふんだんな写真。通過点としか思っていなかった駅がこんなに魅力的な場所だとは!とても楽しく読めました。2015/03/05
Tadashi_N
14
100周年にちなみ、100のコメント。2016/02/20