目次
1 風邪ってなんだ?(なぜ食い違うのか;風邪の定義 ほか)
2 風邪の病態生理を考える(風邪の自然経過;ウイルスと細菌 ほか)
3 風邪の治療って?(風邪と抗菌薬;風邪薬の効果 ほか)
4 風邪とリスクマネジメント(治療より診断;風邪のリスクマネジメント ほか)
5 新しい風邪診療(風邪は治すもの?;子どもの視点でみてみよう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Daisuke Azuma
4
うーむ。 おおむね納得できるが一部主張が極端な気もする。 筆者は乳幼児期にウイルス性喘鳴を繰り返す児を喘息として長期管理することを過剰診療で家族に負担をかける行為と考えているようだが。実際に長期管理をされず1~2カ月に1回発作を起こして突発的に数日間の通院を余儀なくされている児に長期管理を開始すると月に1度の予定受診になり、格段にQOLがあがっている例をたくさん診ているのでうなずけない。まあ地域の二次病院にいるので自分が診ている患者にもある程度フィルターが掛かっている可能性はあるけれども。2017/05/10
カランコエ
0
子供が風邪をひいたら何でもまず病院に連れてく前にまずこの本を読んだらいいと思って以後実践している。熱発して3-4日たってから連れて行った方がお医者さんもいろいろ判断しやすいのか、以前よりも安心、納得した医療を受けられている気がする。2019/01/17
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