出版社内容情報
《内容》 平均寿命が延びる一方で,骨折による寝たきり,骨変形による活動制約そして痛みなど,低いQOLに苦しむ高齢者が急速に増加している.高齢者QOLの改善の中で重要な位置にある骨粗鬆症の診断・治療法の進歩と,その基礎となる骨代謝研究の最新情報を実際的にまとめた本書は,内科医はもちろん,婦人科医,整形外科医,ナース,理学療法士もがふまえておくべき知識を満載している. 《目次》 【主要目次】第1章 Overview第2章 患者へのアプローチ 1.問診・診察のポイント 2.閉経後女性患者へのアプローチ第3章 診断へのアプローチ 1.骨粗鬆症の疫学と骨折リスク 2.骨粗鬆症の分類と鑑別診断 3.骨粗鬆症の診断基準 4.X線による骨折の評価 5.骨塩量の評価第4章 治療へのアプローチ 1.危険因子と予防法 2.食事と栄養 3.運動療法と日常生活指導 4.骨折患者の管理と予後 5.薬物療法 6.治療法,治療時期の選択 7.治療効果の判定第5章 骨粗鬆症理解のためのBasic Science A.骨代謝の調節機構 1.骨組織の基本構造と微細形態学的特徴 2.骨芽細胞の分化の調節 3.破骨細胞の形成・機能の調節―大理石骨病が語る破骨細胞 4.骨基質蛋白の合成とその調節 5.骨再構築系の調節因子 B.骨粗鬆症の病態生理 1.閉経後骨粗鬆症の病態生理 2.老人性骨粗鬆症の病態生理 3.ステロイド骨粗鬆症の病態生理 4.副甲状腺機能亢進症と骨粗鬆症 5.消化器疾患と骨粗鬆症 第6章 骨粗鬆症のカレントトピックス 1.骨粗鬆症と遺伝子多型 2.骨代謝マーカーの臨床応用 3.新しい画像診断法の開発―マイクロCTと骨強度評価 4.新しい治療薬の開発
内容説明
高齢者の生活の質(quality of life:QOL)を維持していく上で、対骨粗鬆症戦略はきわめて重要な位置を占めている。本書は、骨粗鬆症の診断、治療法の進歩と、その基礎となる骨代謝研究の最新情報を、詳細に解説している。
目次
第1章 Overview
第2章 患者へのアプローチ
第3章 診断へのアプローチ
第4章 治療へのアプローチ
第5章 骨粗鬆症理解のためのBasic Science
第6章 骨粗鬆症のカレントトピックス
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