バイオマテリアルと生体―副作用と安全性

バイオマテリアルと生体―副作用と安全性

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  • サイズ B5判/ページ数 540p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784521012018
  • NDC分類 492.8
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 義歯,人工骨,人工弁,透析材料,コンタクトレンズ等,バイオマテリアルの生体に及ぼす影響,安全性についての最新の研究成果を集約したわが国初の本格的なテキスト.    《目次》 生体適合性材料概要  金属生体材料  高分子生体材料  生体吸収性材料  セラミックス生体材料 バイオマテリアルの生体適合性  バイオマテリアルの毒性  生体と材料の界面適合  アレルギー 歯科用材料  歯科用材料概要  歯科鋳造用金属  歯科用セラミックス  義歯床用レジン   義歯裏装材  人工歯根材料  成形歯冠修復金属材料  レジン修復材  根管充填材(剤)  歯科用セメント 整形外科用材料  整形外科用材料概要  人工骨,人工関節  骨接合材料 血液・循環器用デバイス・材料  血液・循環器用デバイス・材料概要  血液適合性  人工弁  心臓ペースメーカー  人工心臓  人工血液  血液バッグ,血液回路,輸血セット  人工血管 血液浄化用材料  血液浄化用材料概要  血液透析器  血液濾過器・腹水濾過器 形成外科用材料  形成外科用材料概要  皮膚・顔面補綴材-コラーゲン  再構築皮膚  人工乳房 眼科用材料  眼科用材料概要  コンタクトレンズ  眼内レンズ 耳鼻科用材料  耳鼻科用材料概要  人工鼓膜   人工耳小骨  人工内耳,人工中耳 医薬品用材料  医薬品用材料概要  DDS  ターゲッティング 手術材料・カテーテル  手術材料・カテーテル概要  縫合糸  カテーテル  手術用手袋 医療用具の開発と安全性評価法  安全性評価法概要  医療用具の生物学的評価(厚生省ガイドラインおよび ISO10993 シリーズ)  歯科材料生体適合性試験  溶出試験 生体適合性向上技術  生体適合性向上技術概要  高分子の界面設計  高分子リガンドの界面設計  イオン工学技術による金属材料の界面設計  機能性タンパク質被覆による金属材料の界面設計 免疫回避技術  材料に対する生体の免疫応答  高分子材料を利用した免疫回避技術

内容説明

バイオマテリアル(生体材料)はメディカルデバイス(医療用具)であるディスポーザブル用具、その他各種の人工臓器の構成素材料として、重篤な疾患の治癒・延命に寄与しているが、一部の例外を除いて、本来、生体の異物であり、それらを生体と接触させて使用する以上、生体に対して好ましくない影響が少なからずあることも事実である。本書では、バイオマテリアルの力学的性質とその生体適合性を素材料ごとに解説し、各デバイスの開発の歴史、機能、生体適合性、臨床応用と、それにともなう副作用、今後の開発動向等を記載した。さらに今後の課題である生体適合性向上技術、とくにバイオマテリアルの表面改善および安全性の鍵となる免疫回避の最先端技術を紹介してある。

目次

1 生体適合性材料概要
2 バイオマテリアルの生体適合性
3 歯科用材料
4 整形外科用材料
5 血液・循環器用デバイス・材料
6 血液浄化用材料
7 形成外科用材料
8 眼科用材料
9 耳鼻科用材料
10 医薬品用材料
11 手術材料・カテーテル
12 医療用具の開発と安全性評価法
13 生体適合性向上技術
14 免疫回避技術