河出文庫<br> 日本合戦史〈上〉

河出文庫
日本合戦史〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784309472225
  • NDC分類 210.19
  • Cコード C0121

内容説明

日本の歴史はまた「合戦の歴史」でもある。神話時代の神武帝の東征に始まり、大化の改新、壬申の乱、後三年の役へと、列島を席捲する合戦の火種は絶えない。源平合戦に勝利した源頼朝が鎌倉に打ち立てた武家政権も、後醍醐天皇の討幕運動にあえなく滅び、時代は南北朝の内乱へと向かう。日本史学の権威が全国の古戦場を丹念に歩き、歴史のドラマと真実を描く、「合戦」で読む日本の歴史。

目次

古代の争乱(神武帝の東征―大和に日本建国の跡;蘇我・物部氏の争い―仏教伝来の争い;大化の改新―大極殿のクーデター;壬申の乱―近江・吉野二朝の対立;平将門の乱―坂東に現われた新皇;前九年の役―みちのくに蝦夷の乱;後三年の乱―八幡太郎義家の奮戦)
源平の盛衰(保元・平治の乱―源氏衰亡と平家の全盛;石橋山の合戦―源頼朝の挙兵;富士川の合戦―水鳥の羽音に平家敗造;倶利伽羅峠の合戦―木曽義仲の挙兵;宇治川の合戦―宇治川の先陣争い;一の谷の合戦―義経、鵯越の逆落し;屋島の合戦―那須与一の扇の的;壇ノ浦の合戦―平家一門の滅亡)
鎌倉・南北朝の合戦(高館の合戦―義経、衣川に死す;和田合戦―鎌倉の戦乱;蒙古襲来―元軍を迎え撃つ鎌倉武士;笠置山の合戦―後醍醐天皇、倒幕の挙兵;吉野・千早の合戦―楠木正成の奇策縦横;鎌倉幕府の滅亡―鎌倉に北条一族の最期;湊川の合戦―楠木正成と足利尊氏;金ヶ崎の合戦―北陸に新田義貞奮戦の跡;四条畷の合戦―南朝忠臣楠木正行の最期)