出版社内容情報
《内容》 脳に関する研究が進む一方で解明が待たれている,精神現象としての「情動」の発現やその変化の過程について,「情動」と脳のホルモンの深いかかわりあいを中心に詳述. 《目次》 情動の基本的過程(情動とは,ストレス反応,不安と焦燥,闘争性,情動と免疫) 情動と脳のホルモン(CRH,ACTH/MSH,神経下垂体ホルモン,内因性オピオイド,NPY,松果体ホルモン) 臨床応用とその可能性(女性・男性の性行動とホルモン,母性行動,スポーツと情動,Parkinson病と情動障害,低身長にみる精神社会的問題,精神病にみる情動異常,老年者の情動)
目次
1 情動の基本的過程
2 情動と脳のホルモン
3 臨床応用とその可能性