内容説明
本書は、価格理論に基づくオーソドックスな産業組織論のアプローチにしたがって理論展開しており、初学者にとっては基礎となる伝統的な理論を学習することにより新しい理論の理解にも役立つ。次に、具体的な事例が豊富にあげられており、読者の理解をより深めてくれる。
目次
産業組織論の方法と範囲
理論的背景
企業の動機づけの諸理論
市場支配力の識別と測定
市場構造の要素と伝統的モデル
規模の経済と必要資本量
企業サイズに関する経済学
集中―定義、測定、影響
市場構造、技術変化ならびに競争
統合、多角化ならびに合併〔ほか〕